舘祐司の気ままなブログ

カテゴリ: 寺社仏閣

先日、祖父江 善光寺に行ってきました。
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善光寺といえば信州長野の善光寺が有名ですが、ここ愛知県にも善光寺があったんですね。近くなんですが、前回紹介した清須城同様ここもなかなか今まで行ったことがなかった場所です。 

正式には祖父江善光寺東海別院というそうで、信州善光寺の別院ということです。

祖父江町というところは愛知県稲沢市で最も西に位置しています、すぐ西側には木曽川が流れその木曽川を西に渡るともう岐阜県羽島市になります。北は一宮市、南は愛西市 という位置関係です。

ホームページによりますと、「天正十年(1582年 )織田信長・信雄によって善光寺御本尊如来さまが岐阜より尾張甚目寺へご遷座の途中祖父江付近に立ち寄られたとあり、その場所に明治四十二年・四十三年と蓮田であった境内地1本の茎から二つの花が咲くという奇端を縁として、開基旭住上人が信州善光寺本坊大勧進より善光寺如来さま勧請して善光寺東海別院を創立しました。」とあります。
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なかなか立派な本堂です。以前信州善光寺も訪れたことがありますが、あちらは規模がとても大きくて圧倒されました。
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(信州 善光寺)
こうして改めて見比べますと、そっくりなのがよくわかります。

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真っ赤な鐘つき堂があり、金色の鐘が吊るしてあります。
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そしてそのすぐ前に寝釈迦さまの像が鎮座していました。撫でてお参りするとお釈迦様のように大往生できると言われているそうです。
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御本尊ご開帳が4月3日から予定されているようです。六善光寺同時開催と書かれており、信州以外にも甲斐、岐阜、飯田、関にもあるんですね。
ご開帳は七年に一度の盛儀ということのようで、今回はコロナ禍の影響で一年延期されていたようです。
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名古屋の街にこんな立派な大仏像があるとは知りませんでした。
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しかも全身は真緑色で唇やホクロが金色とかなり派手な大仏さんです。
ここは、本山交差点から八事方面に向かって徒歩で5分ほどの場所にあります桃巌寺という曹洞宗のお寺です。
この地に建立されたのは天文年間(1712年頃)と言いますからかなり歴史ある寺院です。
この大仏の高さは台座5m、本尊10m合わせると15mという結構な大きさです。台座は一般的なハスの花ではなく数頭の象が支えているという変わったスタイルです。名古屋の街の中にひっそりと鎮座していますが、この場所にこのような大仏さんがいらっしゃるとは全く知りませんでした。

大仏の手なのでしょうか、手首から切り落とされたように飾られています。
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門構えは日本のお寺というより、沖縄にあるような雰囲気です。
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この寺の沿革が書いてありますが、難しすぎてよくわかりませんが、織田信秀の死を弔うために信行が建立しその後この地に移転したらしいです。
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境内を見回してもどこか日本のお寺の雰囲気とは違っています。
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今回は見ていませんが、ねむり弁天がいらっしゃるそうです。ただしこれを拝観するためには料金1000円が必要となります。 

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また、16歳未満の団体の方々の立ち入りはご遠慮くださいとなっているそうです。 
「大仏さまは見物の対象ではなく仏教信者が禮拝参詣(らいはいさんけい)するもの」 とされ、本来は限られた人のみが許されているようです。
そして「仏様と無言の対話をしてほしい」 とあります。

他にも日本一の巨大木魚があるらしく、以外に見所がたくさんあるようで驚きました。
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 鬱蒼と樹木が茂り、趣のある雰囲気があるお寺でした。
アクセスもとてもいい立地にありますから気軽に訪れることができますね。

コロナ禍でなかなか外出もままならない中ですが、覚王山日泰寺へ行きました。60年もの長い間名古屋に住んでいますが、ここに来るのは初めてなんです。

山門と言われる立派な門が迎えてくれます。石の門柱には覚王山日泰寺の文字が書かれています。 
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山門です。入り口正面に本堂が少し見えていますね。
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以前長野の善光寺を訪れたことがありますが、少しそれに似た雰囲気があります。

その山門からやや右手を見ますと五重塔が建っています。
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これもまた非常に立派な塔です。
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そして本堂です。
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この覚王山という地域はどちらかというと周りは閑静な高級住宅街です。街のど真ん中にありますが、このような広い敷地にお寺が存在していることに驚かされます。

実はこの日泰寺は日本で唯一の寺院なんです。何が唯一かと言いますとどの宗派にも属していない超宗派の寺院なんです。たしかに宗派がないお寺って聞いたことがないですね。

明治37年(1904年)にタイ王国から寄贈された真舎利(釈迦の遺骨)を安置するために創建されたそうです。
「覚王」とは釈迦の別名で、「日泰」は日本とタイ王国を表しているそうです。それを聞くとなるほどですね。

毎月21日には弘法様の日で縁日が催され、多くの露天商が店を開きたくさんの人で賑わうとのことです。

この日はあまり時間がなくさらっとしか見れませんでしたが、また改めてゆっくり訪れたいと思います。
 

2020年が始まりました。念頭恒例の熱田神宮に参拝に行きました。
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古いお札と破魔矢、あきないえびすなどを「古札納所」に返納します。
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毎年1月5日が「初えびす」と言って、ここ熱田神宮に古くから伝わる「熱田三面大黒」という独特の三面絵像が描かれたお札が授与されます。日が変わる0時には、この「一番札」を目指して境内は熱気であふれます。

初えびすで授与される縁起物の「福熊手」も大きなものに我先にと人気が集まるようです。

カレンダーの関係で6日となりましたので、人出は少ないかと思いましたが、思ったよりも賑わっていました。
天気はよく気温は低いのですが、なぜか神社に入るとあまり寒さを感じません。木に囲まれた参道が人の体温で暖められているのでしょうか。

鳥居をくぐり、お手水で手を洗い本殿へと向かいます。
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本殿で参拝を済ませた後、すぐ隣にある上知我麻神社で参拝します。
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会社を代表して、会社の商売繁盛と働く人達の健康などを祈念します。
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毎年ここで破魔矢とお札、あきないえびすをいただくのですが、例年になく窓口の人が少なく長蛇の列になっており、どうでしょうか20分くらいかかりました。6日ということで人数を減らしたのかもしれませんが、多くの企業はこの日が仕事始めです。ですからこの日もビジネスマンの姿をたくさんみました。もう少し配慮していただけるとよかったです。例年なら5分ほどで済むところです。
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2020年が皆様にとっていい年になることをお祈りいたします。

名古屋市天白区にあります塩竈神社に行って来ました。
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この塩竈神社は安産祈願の神様として名古屋では有名な神社です。

 ここを訪れるのは約30年ぶりです、ナビを使っているのにちょっと道に迷ってしまいました。(笑)
娘の安産祈願や出産のお礼参りで来て以来です。

ホームページによると、宮城県塩竈市の鹽竈神社(しおがまじんじゃ)より弘化年間(1844〜48)に愛知郡天白村豪農の山田善兵衞が御分霊を賜り、後に当地に社殿を建立し、祀り崇めたのが起こりと伝えられています。

本殿の正面です。
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僕は神社やお寺や城といった歴史ある建造物を見るのが好きです。
何百年も前に建てられた建物の前に立ち、その昔に宮大工さんらが人の力で作ったことを想像すると、改めて昔の人の高い能力に感心させられます。

御手水場です。
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階段を登って、本殿前に進みます。
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社殿の中は撮影禁止ですので、写真はありません。

社殿の脇に小さな御手水場がありました。
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「塩竈神社略記」として立て看板に由緒などが記されています。
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この日も何組か安産祈願や出産後のお礼参りなどで賑わっていました。

まだ生まれたばかりの赤ちゃんは泣くのが仕事とばかりに、ご祈祷中も泣き続けていました。
面白いことに1人泣くとつられて他の赤ちゃんも連鎖するようです。
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ご祈祷が終わると、腹帯におしるしの印をいただけます。
お守りやお札、清めの塩など持ち帰って、出産に備えるということになります。

いつも思うのですが、本殿の中に入ると、何か凛として厳かな空気を感じられます。
それはおそらく神様が祀られているからなのでしょう。
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