舘祐司の気ままなブログ

カテゴリ: 名曲シリーズ

はい今回ご紹介するのは、KC&ザ・サンシャイン・バンドの「ザッツ・ザ・ウェイ」です。
この曲はディスコを知らなくても皆さんよく知っている曲ですよね。大ヒットしました。
KC&ザ・サンシャイン・バンドは1973年にフロリダ州でハリー・ウェイン・ケーシーとリチャード・フィンチが中心になって結成されました。そしてこのコンビにより1974年に作曲、プロデュースして、大ヒットしたのがジョージ・マックレーの「ロック・ユア・ベイビー」です。

それまで、ディスコでは正統派ソウルミュージックが主流でした。ソウルミュージックといえばスティービー・ワンダーやマービン・ゲイなど黒人中心でどちらかといえば暗く重たいイメージがあったのですが、このKC&ザ・サンシャイン・バンドの登場により、明るい軽いノリのソウルミュージックというカテゴリーが誕生し、マイアミ・ディスコと呼ばれました。ディスコで旋風を巻き起こしたのです。ダンスミュージックの世界が変わってきたような気がします。
ま、名前からしてサンシャインですからね、明かるいはずです。

♬ザッツ・ザ・ウェイ ア・ハ ア・ハ アイ・ラーキット ア・ハ ア・ハ ♬この曲を聴くと勝手に体が動き出します。

この曲以外にも、ヒット曲を量産しています。ゲットダウン・トゥナイト(1975)シェイク・ユア・ブーティ(1976)アイム・ユア・ブギー・マン(1977)愛はノンストップ(1977)などなど。

少しラテンの要素を取り入れたファンキーな音楽スタイルは一世を風靡しました。

それではKC&ザ・サンシャイン・バンドで「ザッツ・ザ・ウェイ」をお聴きください、というかじっとしていられないかもしれませんよ。

さて今回は、アメリカのファンク・バンド、オハイオ・プレーヤーズが1974年にリリースし、米ビルボードで1位になった「ファイアー」をご紹介します。
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ファンクと言えば、真っ先にオハイオ・プレーヤーズの名前が上がるほど代表的なグループです。
この曲もこてこてのファンキーな曲です。この表現が正しいかどうかよくわかりませんが、黒人特有の雰囲気、ねちっこい感じがします。ブラックファンにはたまらない曲ではないかと思います。
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いでたちを見るといかにもな感じがいたします。
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このコスチュームはアース・ウィンド&ファイアーを連想しますね。

オハイオ・プレイヤーズのレコードジャケットをいくつか改めてみますと、何やら怪しげで官能的なものが多いことに気づきます。先ほどの「ファイアー」のジャケットも元はこれです。
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セクシーですね。
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妖艶な写真が多いです。
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それでは、オハイオ・プレイヤーズで「ファイアー」をお聴きください。

さて今回は、定番中の定番と言っていい曲「ユー・アー・エブリシング」をご紹介します。
ディスコではステップなどで激しく踊る曲が多いのですが、時に「チークタイム」が訪れます。文字通りチークダンスの時間で、休憩する人がいれば、男女でチークダンスを踊る人もいるという時間帯です。この時流れる曲の定番ソングがこの「ユー・アー・エブリシング」でした。
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この曲は元々フィラデルフィアソウルのスタイリスティックスが1971年にリリースしてヒットした曲です。それをダイアナ・ロスとマービン・ゲイのコンビが1973年にカバーしています。こちらの方が世間一般には有名になったのではないかと思います。何せ、アメリカソウル界の大御所と言われる二人のデュエットですからこれに勝るものはありません。のちにロッド・スチュワートもカバーしています。
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マービン・ゲイは1984年に実の父親に射殺されるという痛ましい事件でこの世を去っています。45歳の若さでした。彼は、数多くのヒット曲を輩出しグラミー賞なども受賞しましたが、プライベートでは離婚裁判、薬物依存、破産など山あり谷ありの壮絶な人生でした。

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一方ダイアナ・ロスは1961年のスプリームスでデビューから長い間第1線で活躍しているアメリカを代表する黒人女性歌手の一人です。あのマイケル・ジャクソンとも親交が深かったことでも有名です。
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ダイアナ・ロスの独特の甘い歌声とマービン・ゲイのソフトで包み込むような歌声が見事にマッチして素晴らしい仕上がりになっています。名曲中の名曲ですね、癒されます。

ではダイアナ・ロスとマービン・ゲイで「ユー・アー・エブリシング」をしっとりお聴きください。


今回の名曲シリーズはオージェイズの「裏切り者のテーマ」をご紹介します。
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オージェイズはアメリカのオハイオで1958年に結成されましたが、なかなかヒット曲に恵まれず、レコード会社をフィラデルフィア・インターナショナルに移籍した直後にこの「裏切り者のテーマ」がヒットし、同じアルバムから続いて「ラブ・トレイン」も全米1位に輝くなどフィラデルフィアソウルを一気に広めました。

どちらの曲も何度も聴きましたね。

「裏切り者のテーマ」に戻しますが、原題は「Back Stabbers」で直訳すると「後から刺す者」で要は「裏切り者」という事なんでしょうね。歌詞の内容も「奴らは裏切り者だ、あんたを狙ってる」みたいことです。しかし、「裏切り者のテーマ」というタイトルは斬新で記憶に残ります。

途中で入る掛け声のような「わってぃどぅ」が印象的で、コーラスにボーカルがかぶさってくるところなんか、洗練された素敵なソウルミュージックです。モータウンとはまた少し雰囲気が違う感じがします。

それではお聴きください。オージェイズの「裏切り者のテーマ」です。



さて、名曲シリーズ(ディスコ編)の13回目です。
今回は前回までのナンセンス系から離れ、いわゆる正統派と言いますか、ソウルミュージックの王道的なテンプテーションズの「パパ・ウォズ・ア・ローリング・ストーン」をご紹介します。
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テンプテーションズは、ソウルの宝庫モータウン所属の5人組のコーラスグループです。1960年にデビューし1965年にリリースした「マイガール」が全米1位になり、一躍スターダムにのし上がりました。
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その後もメンバーチェンジを繰り返しながら活動し、オリジナルメンバーは他界するなどほとんど在籍していませんが、テンプテーションズの名前は引き継がれているようです。
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この「パパ・ウォズ・ア・ローリング・ストーン」ですが、しがない男の孤独でみじめな暗い人生を歌っているそうです。転がる石のごとくあるがままという意味合いなのでしょうか。
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この曲は、とにかく洗練されていてカッコいいという印象です。ギターのカッティングから始まりトランペットのソロパートが長く続き、ボーカルが入ってくるのは2分近くのイントロの後というかなり大胆な曲なのです。ギターのカッティングとボーカル、トランペットがそれに覆いかぶさり、見事なアンサンブルを奏でます。1972年という時代で、この洗練さは凄いセンスだと感心します。今聴いてもちっとも古さは感じられない気がします。

今回ディスコミュージックのカテゴリーに入れましたが、単にディスコミュージックにとどまることなく、素晴らしい曲だと思います。

それではお聴きください。


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