9月15日民進党代表選挙が行われ蓮舫さんが選ばれました。

他の候補とは大差がつき圧勝だったようです。

投票直前に各候補が演説をするのが通例です。

その演説で、蓮舫さんは自分の名前の由来について語りました。

「台湾に生まれ、激動の時代を生きた祖母は、女の子の孫ができたら蓮(はす)という字をつけてほしいと強く願った。蓮は平和の象徴 。平和への願いを込めてつけてくれた蓮舫という名前に私は誇りを持っている。」

このスピーチを聞いて、二重国籍問題などを理由に代表選にふさわしくないのではと否定的だった議員も「目から汗が出た」などと感銘を受けた様子で多くの民進党議員の心を惹きつけたようでした。

蓮と聞くと僕はお釈迦様や極楽浄土を連想します。


確かに平和なイメージがあります。地獄ではありません。

蓮舫さんには平和な日本をリードしていただきたいと思います。

民進党の代表ということは将来の首相の可能性もゼロではありません。
昨日テレビ出演の際にその覚悟を聞かれると「そこを目指しております」ときっぱりおっしゃっていたのが印象的でした。


昨今政治の世界で女性の進出が目立つようになったという報道が増えています。
実際のところ性別をとやかく言っているようでは 、まだ成熟してはいないような気がします。

 男性だろうが女性だろうが、正しい目を持ち、実行力のある方がそれにふさわしいポストに着任していただき力を発揮していただければ国民は納得すると思います。

志の高い政治家の台頭を国民は期待しています。 



話は変わりますが、東京都の豊洲新市場移転問題が連日ニュースになっています 。

問題定義をしたのは共産党東京都議連ですが、このギリギリのタイミングで移転に待ったをかけたのは小池都知事の大きな決断です。
これがもし小池さん以外の方が知事に選ばれていたらこのようになっていたでしょうか?
非常に疑問に思います。
政党や都議会と馴れ合いではない政治家の姿、リーダーシップを早々に発揮されています。

ストップをかけたことで多額の違約金などが発生するということを問題視している向きがありますが、一旦移転したら今度はそう簡単にまた別の場所にというわけにはいきません。 
ましてや食を扱う場所ですから健康に最大限留意するのが最優先事項でしょう。
問題の大きさが全く違うと思います。 

まだどのような決着になるのか今のところ出口は全く見えてきませんが、先ほどの問題も踏まえつつ勇気を持って待ったをかけた小池都知事には変な言い方ですが、男以上に男気のようなものを感じました。 

政治家の方には真になすべきことは何か、ということをしっかり持ちぶれずに貫いていただきたいです。
政務活動費の問題もそうですが、何のために政治家になったのか、最初の志は何だったのか、決して自らのふところを肥やすためではなかったはずです。

不正を起こさせないような対策はいろいろあると思います。
例えば予算を使わずに多く残した方を公開し賞賛するような仕組みにできればいいと思います。
日本全般に言えることですが、予算を使い切ることを良しとする文化はもうそろそろやめにしませんか。

また、全員の政務活動費を全て公開することを義務付けてもいいと思います。
正しいことに使われているのであれば堂々と公開できるはずです。
それらを電子マネーやクレジットカード決済にするとごまかすことが難しくなります。
ただ、ここまでしないと不正を防止できないのは悲しいことですけどね。

 「蓮は平和の象徴」
平和な日本を誰もが望んでいることは間違いありません。