最近になって朝晩は少し過ごしやすくなってきたようです。

暑かった夏も峠を越し、季節はだんだん秋へと向かっていきます。

あれほどうるさかったセミの鳴き声もかなりトーンダウンしてきました。
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そこで、今日のタイトル「セミの寿命は1週間じゃない」ですが、1週間じゃなければどのくらいなの?という疑問になりますよね。

寿命はおよそ2週間から4週間ほどだそうです。

種類にもよりますが、土の中で3年から13年暮らしますから、昆虫の中でもどちらかというと長生きの部類に入るとのことです。

ではなぜ1週間という説が通っているのでしょうか。


まず、子供の頃を思い出してください。蝉取りをして虫カゴで飼育するとほぼ1週間程度しか生きていません。

「ほらやっぱり1週間じゃないですか」と思われるかもしれませんが、じつは蝉の成虫は飼育するのが大変難しい昆虫なのだそうです。

ストレスに弱く、エサも自然に近いものを与えないと生き続けることが困難になるのです。

そんなことから、蝉の寿命は1週間説が一般的になったようです。



話は変わりますが、今名古屋で多く見かける種類はクマゼミです。
22276006666 頭部が大きいのが特徴です。    


しかし僕が子供の頃はほとんどアブラゼミばかりでした。
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たまにクマゼミを見つけて取れると立派なので自慢できたものでした。

一体何が起こっているのでしょうか。

調べると諸説あるようですが、まず繁殖力がクマゼミの方が旺盛だということです。

例えばクマゼミは電線などにも卵を産み付けることができるそうです。
卵管が強靭で被覆を突き破ってしまうみたいです。

実際に2005年2006年ごろに光ファイバーケーブルに産み付けられる被害が1000件ほど発生し、ケーブルの強化対策を行ったそうです。
そのため、一時は「クマゼミは害虫」と言われたこともあったようです。

アスファルトも突き破るらしいので相当強靭な卵管を持っています。

また、蝉の天敵は鳥だそうですが、クマゼミは高く遠く飛べる飛行能力を備えているそうです。

鳥も楽に捕獲できる方を選んでしまうため、アブラゼミが対象になってしまうのではないかとのことです。

ほかにも、アブラゼミは緑地帯を好むそうで、緑が少ない都市部では住みづらくなっている現状もあるようです。

自然界の昆虫分布も時代とともに変わっていきますね。


ただし、クマゼミは寒さが苦手のようで北日本では生息していないようです。
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