あと2本と迫ってから、少し足踏みが続いていたが、8月8日ついに達成した。

実に素晴らしい記録である。ここ最近のニュースを見ていると球場でイチロー選手が打席に立つと敵味方関係なく声援の声が聞こえ、観客が総立ちになるという。

それだけこの記録の偉大さをアメリカのファンたちはよく理解しているのだ。

左バッターで俊足のイチロー選手は内野安打の可能性が多く有利なのは間違いない。
しかし、日本で9シーズンプレイをしたあとからメジャーにわたっている。
16年目で3000本に達したのは最速タイ記録だそうだ。

42歳になった現在でも、レギュラーメンバーとして走塁や守備に関しては全く問題ないようだ。

今でも打った後、1塁ベースに到達する速度はメジャーで3番目の速さだと聞いた。

素晴らしき肉体に鍛え上げられていると同時にそれを持続していることが奇跡的でもある。

筋肉はすぐに硬くなってしまうと聞いたことがある。
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イチロー選手が守備に付いた時、一人でストレッチを行っている姿をよく見かける、常に筋肉を柔らかくしている、それがケガに強い肉体を維持しているのだ。

アスリートにとって、ケガが一番の致命傷となる、下手をすると引退に追い込まれる。
ケガをしないのが一番いいが、ケガに強い体を作ることが最も寿命を延ばすことにつながる。
その点実にストイックな選手だと言える。

思えば、小学生の頃から強い思いでずーっと努力に努力を積み重ねてここまで来ていることを以前お伝えした。
「夢を実現する」

目標に向かっていく信念のようなものが、並外れて強い人間なのだ。

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試合後のインタビューで、「感謝の言葉を今誰に伝えたいか」という質問に対し、「それはありきたりになってしまいますよね」と断わった後で、「でも3000を打ってから思い出したことは、このきっかけを作ってくれた仰木監督ですね」「神戸で2000年の秋に、お酒の力を使ってですね。僕が口説いたんですけどね」
「その仰木さんの決断がなければ何も始まらなかったことなので、そのことは頭にうかびました」

「人への感謝を忘れない」というのがイチロー選手のポリシーのようだ。

また、「(達成が)2年くらい遅いですよね。ずいぶん時間がかかったなという感触です」とも語っていた。

こうなったら、次は4000本!とついつい軽々しく口に出してしまう。我々外野はまったくお気楽なものである。