野球の打者の◯◯打法です。


「神主打法」と呼ばれたのは落合博満選手、バットを体の前で構える独特の構えです。

ロッテ時代には2年連続を含む、3度の三冠王のタイトルに輝いています。この記録は今まで誰も成し得ていません。歴代で右の最強打者といえば誰もが落合博満選手の名を上げると思います。


そののち、小笠原道大選手が「神主打法」の後継者でした。


「振り子打法」はオリックス時代のイチロー選手です。
投手側の足を 高く振り上げその反動を利用して打つ打法です。 その動きが振り子のように見えます。
体の重心移動が大きいため高度なバッティング技術が必要です。 

どうしても内角の速球に差し込まれるというデメリットがあるためメジャー移籍後は使っていません。


「一本足打法」は王貞治選手です。
右足を高く上げ左脚一本で投手の球を待ちます。
その姿の美しさから「フラミンゴ打法」とも呼ばれました。

王選手はこの一本足打法で本塁打を量産し、868本の世界最高本塁打記録の保持者です。

昔は、個性的な選手が結構いました。


太洋ホエールズの近藤和彦選手、右手と左手を離してバットを担ぐような構えです。
その格好から「天秤打法」と呼ばれました。


種田選手は極端なガニ股で構えていました。
 

これ誰だかわかりますか?多分真似はしないほうが良さそうです。

中日の木俣選手です。星野投手とバッテリーを組んでいました。
 

今の現役選手ではどうでしょう?

あ、そうそうユニークな選手いますね。ソフトバンクの松田選手です。

彼の場合構えではないですが、ファールを打った後片足で「ケンケン」しますよね。
あれ見ていて面白いです。「ケンケン打法」?…打法じゃ…ないですね(笑)


プロ野球ですから、そんな華やかさがもっともっとあっていいと思います。

その他に魅力のある選手と言えば、セリーグではヤクルトの山田哲人選手ですね。
今シーズンはチーム成績は低迷していますが、個人成績はしっかり残しています。
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そしてパリーグではソフトバンクの「ギータ」こと柳田悠岐選手です。
昨年二人そろってトリプルスリーを達成して話題になりました。
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二人に共通しているのはフルスイングでしょうか。
特に柳田選手はパワフルなスイングで「いったいどこまで飛ばす気なの?」と聞きたくなるほどです。

他には西武の森智哉選手です。高卒ルーキーの1年目から1軍でプレイしています。
まだまだ荒削りですが、きっと将来は中心打者になるような予感を期待させる選手だと思います。
 

お客さんは球場に来て、何を期待しているか、それは素晴らしいプレイだと思います。
「さすがプロ!」とうならすようなプレイが出ると盛り上がります。

だらだらと盛り上がりのない試合ほどつまらないものはありません。
野球人気が低迷していると叫ばれる昨今ですが、どうしたらお客さんを楽しませることができるか。
という視点に立ってアイデアを考えてもらいたいです。

以前にも書きましたが、スピーディーな試合展開や予想を超えたプレイなど見せてくれたら最高です。