ギタリストと言えば我々世代ではエリック・クラプトンの名を真っ先に思い浮かべることと思います。
ジミー・ペイジ、ジェフ・ベックとともに三大ロックギタリストの一人であります。

「いとしのレイラ」が有名でロックのイメージが強いですが、1992年アンプラグドというアルバムでエレキギターからアコースティックギターに持ち替え、新しいクラプトンの姿を見せ世間を驚かせました。従来とは違ったスタイルの名曲「ティアーズ・イン・ヘブン」をご紹介します。
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実はこの曲を発表される1年前に最愛の息子を事故で亡くしていました。大きなショックを受け自宅に引きこもった状態でしたが、息子コナー君に捧げる曲を作ることでその悲しみを乗り越えたと言われています。そんな背景を想像しながら聴くと何か胸が熱くなります。クラプトンは過去にもドラッグでボロボロになりそこから立ち直りました。ジョージ・ハリスンの妻パティ・ボイドに恋してしまい苦しんだこともあります。結果として奪うことになりました。先述の「いとしのレイラ」は彼女のことを歌っていると言われています。気ままブログ「いとしのレイラ」

そして「ティアーズ・イン・ヘブン」の成功をきっかけにクラプトンは親友であるジョージ・ハリスンをツアー活動に復帰させたのです。あんなことがあっても、ジョージとの男の友情は壊れなかったんですね。

若い頃のクラプトンもかっこいいですが、年を重ねて渋くなりまた大人の魅力ある男になった気がしてちょっと憧れますね。

それではエリッククラプトンで「ティアーズ・イン・ヘブン」をお聴きください。


もう1曲僕が好きな曲があるのでそれもご紹介します。
スティービーワンダーのカバーでI Ain’t Gonna Stand For It(邦題:疑惑)です。
この曲を初めて聞いた時、確か車を運転中だったのですが、なぜか涙が溢れてきました 。すごく感動したことを覚えています。改めて音楽って素晴らしいと実感しました。