政府が落ち込んだ観光業界の支援事業ということで打ち出した「Go To トラベルキャンペーン」が波紋を広げています。
23A6A4AA-A663-4F8A-B76D-9ED3D129EB57
感染者数がここへ来て4月の緊急事態宣言が出された頃と変わらない数字となっている現在、なぜ今なのかという声やはっきりと旅行者の受け入れを拒否するという自治体も現れ大混乱となっていました。
それを受け、政府は16日夕方に東京を除外し、その他の地域で予定通り行うと発表されました。
これでまた、賛否両論の火種を作ってしまった格好となり、迷走している様子が伺われます。
77362965-293B-46D6-AC7C-FD4F0F38FCCC

菅官房長官と小池東京都知事の確執が原因ではという説もありますが、そんな個人的な感情で物事を決められては国民は迷惑するばかりです。同じように税金を納めている東京都民の公平性が損なわれるという声も出ています。

東京都の医師会からは「Not Go To キャンペーン」などという提案も出されていました。
7ABE5580-40FE-4EBD-B808-A762677F834A

東京の感染者数増大に伴う措置は理解できますが、なぜ神奈川や千葉など近隣の県はいいのか? その説明はありません。そしてこのタイミングで行うことで感染爆発の引き金になる可能性はどうなのか?東京と違って地方都市の医療体制はかなり脆弱だと言われています。ましてや離島などは医者もいない地域もあると聞きます。そこで感染が起こったとしたら、どうなるのでしょう。
4月初めに緊急事態宣言が出されてから5月25日に解除されるまでの約2ヶ月間国民みんなで我慢してきたことが水の泡となってしまう可能性が懸念されます。
6月になって少し落ち着いてきて、専門家の方も夏は少し落ち着くので、この期間に秋冬に来ると予想される第2波に備えることが重要だと訴えておられました。そのような見方も気の緩みにつながってしまったのかと思えてきます。ここ最近は名古屋の栄や名駅周辺の人の数はコロナ禍以前とほとんど変わりないように見受けられます。結局のところ、人が動くと途端にウィルスもまた活動し始めるということなんですね。
3536B79E-D51C-4A4C-91E8-C7A8C0DDD4F3

そもそも論として、このキャンペーンの内容がわかりづらいという声も出ていました。例えば理解していない高齢者の方などには利用しづらいのかもしれません。トラベルばかりに注目が集まっていますが、実は4種類あるんですよ、僕は知りませんでした。国民の何割くらいの方が認識しておられるのかいささか疑問です。
BF5ED042-3D5C-43FE-96E1-63D891B86A19
国が1兆6700億円も投入して行う大事業です。もちろん税金な訳ですから、失敗は許されません。

タイトルに書いたように、まさに「Go To トラベル」ならぬ「Go To トラブル」と、トラブルを招こうとしているのかと疑いたくなります。
「Go To トラベル」はどこへ行こう(Go To)としているのでしょうか?