ここ最近になって自転車のあおり運転のニュースが増加しています。
車の前をわざとゆっくり走ったり、車の車体にぶつかってきたりと、全く理解できないですね。
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また、コロナ禍の影響で宅配が増加し、自転車で運ぶ「ウーバーイーツ」のバッグを背負った自転車をよく見かけるようになりました。仕事がなくなり、手っ取り早くこの仕事に従事している人が急激に増えたようです。その影響で運転マナーの悪い人も増加していると言います。
Uber-Eats

今だに歩道を走ったり、道路を逆行している自転車をよく見かけます。あと見ていて怖いのは、スマホを見ながらや傘をさしながら運転している人です。ほとんど取り締まられていないから、日常的になっているのでしょうね。
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2、3年前から車のあおり運転が社会問題として度々報道されていました。 今年の6月からいわゆるあおり運転など危険運転が厳罰化され抑止になるかというところなのですが、今度は自転車かという感じです。しかし、自転車は軽車両と言って免許証は不要なものの道路交通法では車両とされていますので、この改正道路交通法にしっかりと含まれています。
例えば、お酒を飲んで自転車を運転したら、飲酒運転になります。 
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自転車は免許も不要で、とても手軽な乗り物と言えます。ほとんど家庭に1台は所有しているように思います。それだけに運転マナーの教育が行き届いていないのが現状だと思います。

日本では長い間自転車を軽車両として認識されてこなかったように思います。それは道路の作り方を見てもわかります。最近でこそ自転車専用の走行車線を見かけるようになりましたが、多くの道路では自転車の走行するスペースがなく、自動車と同じ道路を走ると非常に危険を感じます。一方、自動車側から見ると、一車線道路で自転車が前方を走行していると走行スピードが違うため、どこかで追い抜くことになりますが、その瞬間はとても気を使います。つまりお互いに邪魔な存在として感じてしまうのです。

以前、安全運転講習で聞きましたが、ヨーロッパでは子供のころから自転車運転の教育がなされており日本のような違反運転はほとんど見られないそうです。自転車と自動車のドライバー同士もお互いに譲り合う精神がしっかりと根付いており、うまくいっているそうです。

まとめとしては、自転車運転マナーの教育と自転車のための道路整備が必要だと思われます。
万が一、事故になったらお互いに嫌な思いをするだけですから。