さて今回は、グループサウンズの頂点を極めたザ・タイガースの「モナリザの微笑」です。たくさんのヒット曲がありますが、なかでも僕の一番お気に入りの曲を選びました。

彼らは京都出身で、大阪のジャズ喫茶でビートルズやストーンズなどの曲を演奏し活躍していたところ、東京のプロダクションからオファーを受け、上京したことから人気のグループとなりました。
僕が知ってるタイガースは、とにかく女の子に大人気ですごかったですね。特にボーカルのジュリーこと沢田研二さんは、端正なマスクと甘い歌声で人気ナンバーワンでした。

「モナリザの微笑」は彼らの3枚目のシングルです。
このころにはすでに人気も絶頂となり、次の「君だけに愛を」でゆるぎないものになりました。

タイガースはその後1969年にメンバーの加橋かつみが脱退し、岸部修三の実弟である岸部シローが参加します。ちょうどそのころからGSブームが急速に沈滞化し、1971年に解散となりました。

「モナリザの微笑」はなんか胸がキューンとなる歌です。子どもながら思春期を迎えていたのでしょうか。GSブームは小学生の頃の大きな思い出となっています。