今年も弊社の株主総会が4月20日に予定通り開催されました。
今回は、感染対策として初めてテレビ会議形式を導入し、役員ら出席者が全員個室に入り、パソコン画面を通して行いました。人数がそれほど多くないので、こういうことが可能なわけです。
途中音声が一部途切れるなどトラブルもありましたが、何とか無事終えることができました。何分急きょなことでいろんなことがありますね。

やはりなれない為か、違和感はありました。しかし、テレワークもそうですが、働き方が大きく変わる節目のような気がしました。コロナウィルスがそのきっかけになったというのは皮肉な話ですが、近い将来テレワークがもっと普及しビジネスの在り方が大きく変わってくるように思います。
そしてそのことにより、なくなるビジネスもあれば生まれるビジネスも出てきます。話題のAIもそうですが、社会全体の変革の時が来ている気がします。その波に乗ることができるかどうかがその企業の未来を占うことになるのかもしれません。

取引先の主力である冠婚葬祭業は、近年多様化や小規模化などの波により、活況ではありません。
それに加え、このコロナ禍の影響は今期もかなり厳しいと予想されます。もっとも、それは日本中いや世界中の問題ですね。

今は、とにかく耐えるしかありません。
そのためには、国からの救済支援制度をフル活用することが望ましいと考えます。
・売り上げが前年の半分以下に落ちた企業を対象にする「持続化給付金」
・会社都合で従業員に休業してもらう「雇用調整助成金」
・小学校等に通う子供等がいる従業員を対象にする「小学校休業等対応助成金」
・テレワークを導入する事業所に対し、導入にかかる費用が対象になる「テレワークコース助成金」
などが挙げられます。ほかにもまだあるようですし、日々制度の内容や種類などが変更しているようですので、当面厚生労働省や経済産業省からの情報をまめにチェックすることが大切です。

元国税調査官の方がこんなことを言っておられました。
「コロナ問題が収束したのちに、日本経済が復活する可能性があります。デフレから脱却できる可能性があります。そして、経済成長し人類史上最大のバブルが発生する可能性があると思います」
あくまでも個人的な意見ではあるものの、そんな明るい未来も少し期待しながら、いまは皆で力を合わせ何とか乗り切りたいと思います。