名古屋も22日に桜の開花宣言が出され、いよいよお花見の季節がやってきました。
ところが、その前にコロナウィルスが満開中で、お花見会は全国的に自粛ムードとなっています。

かくゆう、弊社も毎年花見会を開催してきましたが、今回ばかりは中止ということにしました。コロナが収束して世の中が落ち着いたら、花見会の代わりの宴会を開催すればいいと思っています。

とにかく、残念ですが今はそんなムードではありません。

桜の方も、多くの人に楽しんでもらえなくて残念がっているかもしれませんね。

残念と言えば、オリンピックの開催問題がここの所大きな話題になっています。
選手側からIOCに延期を希望するコメントが寄せられていたにもかかわらず、IOCは通常開催にこだわっていましたが、ついに延期の検討に入る姿勢を見せました。これを受けて安倍首相も23日の参院予算委員会において延期を容認する意向を示しました。ほんの2週間前までは、まだ通常開催の可能性もあったように思いましたが、ここへきて大きく舵が切られた気がします。

ただし、延期となれば多くの問題が発生することになります。
まず開催の時期がいつになるのかということが大問題です。選手はそれに合わせて調整しているはずですし、例えば屋外競技などは夏と冬ではコンディションが大きく変わってきます。また、今はトレーニングもままならず、収束してからと言ってすぐに開催では調整が間に合わない選手もいることでしょう。また、2年とか大きく時期がずれることになると選手選考もやり直しになり、メンバーが変わる可能性が大いに出てきます。
場外の問題としては、選手村に活用した宿泊施設の後処理の問題があると言います。選手村の施設は分譲住宅としてリユースされる予定で、もうすでに入居する日程も決まっているそうです。延期となるとその日程が当然遅れることになり、予定されている方々は困惑を隠しきれない様子です。
それらの処理にも多額の金銭がかかることになり、それをどこが負担するのか、難しい問題が発生します。
いずれにせよ、問題山積、大変な大会になり、歴史に残る大会になることは間違いなさそうです。