3月1日に開催が予定されていた東京マラソンの市民ランナーの中止が決定されました。新型肺炎の拡散が衰えを見せない中、賢明な判断だったと思います。銀座の歩行者天国でもほとんど人影が見られない状況ということで、このウィルスの深刻さや不気味さがわかります。とにかく今は人込みを避け、できる限り自宅から外に出ないことが感染の予防だと多くの人に浸透しているようです。
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そしてこの名古屋でも、3月8日に名古屋ウィメンズマラソンが予定されています。この大会も世界のトップアスリートと市民ランナーが同時に同じコースを走ることで、人気の大会です。この大会は1985年から2010年までは名古屋国際女子マラソンの名で、高橋尚子さんら多くのオリンピック代表選手を輩出してきた歴史ある大会です。過去に2011年3月13日に予定されていましたが、前々日の東日本大震災により中止になったことがあり、もし、今回中止となればそれ以来のこととなります。

今回、エリートランナーが187人一般ランナーが2万3865人の計2万4002人がエントリーしています。女性のみの大会としては世界最大級のマラソン大会です。東京のわずか1週間後ということで、開催の可否を事務局が協議中とのことですが、早く結論を出してもらいたいですね。2万人以上の方々が気をもんでいらっしゃることでしょう。
また、3月29日には穂の国・豊橋ハーフマラソン、4月27日には高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンという大会も控えています。こちらも状況を見極めながら最終結論を検討していることと思います。

こうなるといつ収束に向かうのか、心配になってきます。
7月の東京オリンピックが無事開催されることを祈ります。

P.S 参加がだめなら、応援はもっと濃厚接触の可能性がありますよね。応援は禁止にしないのでしょうか。また、参加料16000円の返金には応じないということですが、これまた物議をかもし出しているようです。どうなりますことやら。