タイトルにありますようにJR東海が新幹線の新型車両N700Sを7月から運航開始するとのことです。

N700系は2007年に登場しました、2013年には改良版のN700Aが投入され7年ぶりの刷新となります。
それと同時に1999年から営業運転してきた700系は2020年3月についに引退となる予定だそうです。

さて、新型車両の外観ですが、従来のN700系のフォルムを踏襲しており、パッと見ではほとんどわかりません。
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大きく変わることがないというのはそれだけ完成度が高いという表れなのかもしれません。

逆にすぐわかるのは、車両サイドに描かれているロゴです。「Supreme」は「最高の」という意味だそうです。
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室内は明るくて清潔感があります。間接照明で落ち着いた雰囲気になっています。
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スマホやPCなど電源コンセントはいまや必須の設備と言えます。従来窓側の席のみでしたが、ひじ掛けの下に設け、全席で使用が可能になっています。これは利用者にとって大変助かりますね。
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wifiは現在車内で使用できますが、もう一つ使い勝手が悪くその辺りも改良してもらえるとさらに便利になると思います。

グリーン車のシートは落ち着いたブラウン色です。
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足元ヒーターも付いているそうです。
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電子案内板もさらに見やすく高精細な文字になりました。
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そして、セキュリティカメラも1両に4台設置し、安全面にも力を入れていることがうかがえます。これは2018年の車内での殺傷事件などを踏まえてのことだと思われます。
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車いすスペースも従来の1台から2台に増やしています。また、車いすを置いた状態でも、車内販売のワゴンが通れるようにスペースが確保されています。
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さらに横揺れを検知するとその揺れの力を利用して、逆方向に車体を動かし揺れを打ち消すという新たなサスペンションシステムが導入され、先頭と最後尾の車両を除いて、あの不快な横揺れはほぼ解消できると言っています。

また、設計者が一番の変化と言っていることが、バッテリー自走システムだそうです。これで停電で電気の供給がなくなった時、バッテリーに蓄えた予備電力で自走することが可能になりました。災害時などに長時間車内に缶詰にされることはなくなるだろうということです。
もう一つ大きな改良点があります。「標準車両」の具現化です。これまでJR東海では16両編成が基本で、この車両を12両や8両にかえることは不可能でした。この「標準車両」によりそれが実現したのです。また、JR他社でも運用することができ、海外への転用にも適応できるように設計されており、使い勝手がぐんと広がったと言えます。

7月と言えば東京オリンピックが開催されるタイミングです。思えば56年前の初代新幹線も初めてのオリンピック開催のタイミングに合わせました。世界に誇る日本の新幹線技術を世界の方々に体験していただける大きなチャンスだととらえていることでしょう。快適性、正確なダイヤに加え安全性もレベルアップしたN700S、もうあと半年でデビューの時がきます。