今、新型のコロナウィルスが世界を恐怖に陥れています。
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1ヶ月ほど前から症例が確認され、世界15か国に感染者は広がり、4500人を超え、100名以上の方がお亡くなりになっています。(1月28日時点)ただし、この数字はカウントされているだけで、中国では病院に行くこともできない感染者もまだ多く存在するのではないかと推測されています。
ついに日本から日本人救出のためにチャーター機が飛ぶことになりました。200名ほどの日本人が帰国する見込みとなっています。

このままいくと「パンデミック」(感染症が世界的に大流行する現象)が起こるのではないかと恐れられています。
おりしも、この1月は中国では春節の時期で、日本で言うところのゴールデンウィークです。多くの人が海外などに出国するタイミングになってしまい、最悪のパターンとなりました。
いま日本は観光に力を注いでいるため、中国からの旅行客は歓迎ムードだったのですが、それに水を差すこととなりました。

コロナウィルスと言えば、「サーズ」の大流行が思い出されます。サーズは2002年から2003年にかけて世界中で猛威を振るいました。世界37か国で800人近い死者が出たとされています。この時は、2002年11月に中国で最初の症例が出たのを中国政府が2003年2月までWHOに報告しなかったことで、感染症対策が遅れ、後に中国政府は世界から批判を受けることになりました。

1月15日頃には、香港のサーズ専門家の大学教授の管氏が「あと数日、新規患者が出なければ、封じ込めに成功したと言える」と楽観視していたそうです。当時患者は武漢市だけで確認され41人だったそうです。
しかし、その後患者は一気に増加に転じ、管氏が調査のため21日に武漢入りし、見た光景に絶句したと言います。市場は年末の買い物客でごった返し、マスクを着けている人は1割にも満たなかったのです。その後市内を見回り、武漢の新型肺炎がすでに制御不能な状態だと判断し、香港に逃げ帰るしかなかったのです。また22日空港では「武漢から出ないでほしい」という専門家の警告も一切無視され、団体客らがいる光景を見てさらに落胆するしかなかったとか。保安検査場のスタッフは薄いマスクしかつけておらず、空港の床は消毒もされていない状態だったことからまったく危機感が感じられず、悲観しながら帰路に着いたそうです。
その後、世界に飛び火し一気に関心が高まり中国政府も本気で乗り出すことになりますが、時すでに遅しという感じがいたします。
またも中国がやらかしてしまったという結果になりました。

中国では歴史上何回も大規模な疫病の流行に見舞われており、それを「大疫」と呼んでいるそうです。このままパンデミックのようなことになると、国際的な信用が失墜し、国内的には習近平体制の弱体化が始まるきっかけになるかもしれないとみる向きもあるようで、大事につながる可能性も出てきました。
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サーズはその後の研究で、野生動物が原因だということでした。今回もネズミか何かの野生動物ではないかと言われています。このような恐ろしいことに発展するような原因をまずは作らない対策を望みたいですね。中国ではこうもりとかネズミとか野生動物を食する地域があるようです。そのあたりの衛生面の管理をしっかり行い、ルール作りも必要になるのではないかと思います。世界中を恐怖に陥れるようなことは即座にやめてもらいたいと思います。
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