先日コンビニ店のオーナーらが会見を開き、全国のコンビニ店に元日の休業を呼びかけるというニュースがありました。
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「元日くらい休ませろ」とコンビニオーナーらで作る労働組合が訴えています。
コンビニのオーナーは本部の許可なしに勝手に店を閉めることができないそうです。自らの判断で休むことはできますが、人手不足などでそれは実際問題としてほぼ不可能な状況のようです。
初詣スポット付近に立地していなければ、元日の午前中などは1時間に1人くらいしか客がないと話しています。
それでいて、アルバイトも休みたいため時給を高くしてでも集めなくてはいけないみたいです。
つまりオーナーにとっては、赤字覚悟で仕方なく営業しているという状況なんですね。

1年のうちでも元日が一番休みやすい日なんだとか。元日に休めなかったらいつ休むことができるのか、という意見も出ています。

今の世の中は例の「働き方改革」で「残業するな」とか「休みをとれ」などと企業側から労働時間を管理調整される時代です。その日本でコンビニオーナーだけは超ブラックな労働を強いられているということです。サービス業なども含めて日本全体で「働き方改革」が実行されなければ片手落ちです。
個人的には、コンビニ元旦休業、大いに結構だと思います。元旦1日くらい営業してなくてもほとんど問題ないと思います。そういう事が周知徹底されれば、皆そのように準備するはずです。
40年前などほとんどのお店は正月お休みでした。それが当たり前だったんです。おせち料理もそのために存在していました。しかし、いつの頃からか、コンビニや外食産業が元旦から営業を始めたため、知らぬ間にそれが当たり前になりました。おせち料理もお飾りのような存在になってしまっています。

僕も若い頃には年末からお正月にかけて仕事をしていたこともあります。ほとんどの人がお休みの時に働くのはそりゃ嫌でしたよ。でも、そういう仕事だから仕方ありません。開き直って元旦だけは結構気楽に楽しくやってましたけど、正直半ばやけくそな感じです。

皆さんはこの問題どんなふうにとらえてみえるのでしょうか?消費者側から言えば、365日24時間営業しているコンビニは大変便利で都合がいいに決まっています。しかし、その裏で疲弊しているオーナーさんたちの現状を聞けば、それは放置していてはいけないように思います。

元旦1日くらい営業してなくたっていいじゃないですか。休みだとわかっていれば、事前に食糧を確保しておけばいいだけのことです。何か飲みたければ、自販機は世の中にあふれるほど存在しています。とにかくコンビニの便利さに我々が慣れすぎてしまってる節があります。海外からの旅行者が日本に来て、まず驚くのが自販機の数の多さらしいですね。人口に対する自販機の設置数は世界一かもしれません。しかし、それだって私たちにとっては普通のことになっています。
その辺り、海外ではどうなっているんでしょうか。
正月営業については不明ですが、アジアやアメリカではコンビニは24時間営業が多いようです。しかしヨーロッパではほとんど見かけられないということでした。ヨーロッパでは「お休みの日は休む」という習慣があり、日曜、祭日はほとんどの店が休むそうです。ただし利用者が困らないようにすべての店をお休みにするのではなく、1店舗だけ順番に営業するスタイルになっているそうです。
日本もその考え方を採用したらいいように思いますけどね。すべての店が同じ日に閉じたら困りますが、系列によって休みをずらしてもらえば不便はないような気がします。ただそのエリアで1軒しかないような地域はまた別の手を考える必要があるかもしれません。

セブンイレブンとローソンが都内で元日に一部お店を休業して、実証実験を行うと発表しています。コンビニの24時間営業の見直しの本格的な実施に向けた検討が始まるようです。
北海道を中心に展開しているコンビニのセイコーマートは2年前から元日休業しています。
また、ガストやジョナサン、幸楽苑などの外食産業にも元日休業の流れが広がっているようです。

その昔、日本がバブルの頃に「♬24時間働けますかー、ビジネスマーン」っていう健康飲料のCMがありましたね。日本人は基本的に働きことが好きな民族なのでしょうか。
何か隔世の感があります。