高齢者ドライバーによる事故が後を絶ちません。残念なことですが死亡事故のニュースが日常茶飯事になっています。3年前にもこの問題について書いています。そのブログ
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なぜなくならないのでしょうか?
それは高齢者がハンドルを握るからです。身体能力や判断能力などいろんな機能が低下している高齢者が車の運転をすれば、それは凶器になるということをもっと認識しなくてはいけません。
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先日、昔から知り合いの80歳のMさんと高齢者ドライバーの問題について話をする機会がありました。
僕はかねてから、免許更新の時に講習だけではなく実際に運転をしてその能力があるのかチェックする必要があるのではないかと考えています。そのことを尋ねると、それは行われているとのことでした。知らなかったので、それならば、不適格なドライバーはそこで選別されていいことだと思ったのですが、真実を聞いて愕然としました。そのMさんによれば、はたから見ていていかにも危なっかしいドライバーがいても不合格を出さないそうです。結局、チェックはしているが形だけでまったく機能していないということです。それでは、高齢者ドライバーの事故は無くなりませんよ。火事場で水をかけているそばから、油をまいているようなものじゃないですか。これがもし真実なら重大な問題としてすぐに改善してもらわなければいけません。人の命が奪われるか助かるかの瀬戸際の問題です。

運転免許試験場は県警の交通部の管轄にあります。
警察が交通事故死撲滅をかかげ、いろんな取り組みをしておられます。年に1回の安全運転管理者講習会などもその一環です。飲酒運転や速度違反の取り締まりなどもすべては事故を防ぐためだと思います。その県警が管轄している試験場でいい加減な判定が行われているとすれば、どのように理解すればいいのでしょう。

先ほどハンドルを握ることが問題の根本にあると言いました。運転免許証の返納という方法もあります。免許証を返納すればもうハンドルを握ることはありません。従って事故を起こすことはなくなります。ただし、住まわれている地域に交通機関がなかったりすると、単純に返納してくださいというのも酷な話になる場合もあります。合わせてその問題も考える必要があります。

加山雄三さんが2019年4月に免許証を返納されているそうです。現在82歳だそうですが、同年齢の人と比べてもかなりお若い印象があります。今でもコンサート活動などされ元気な姿をみせているからでしょう。
しかしその加山さんでも返納を決断されていると聞いて少し驚きました。返納された理由がユニークでした。彼はインベーダーゲームの頃からゲーマーなんだそうです。それ以来とにかくゲームが好きで、今でも暇さえあればゲームに熱中しているんだそうです。で、その加山さんがゲームのプレイ中に反射神経の衰えを実感し「運転が怖くなった」そうです。
ゲームをやりだしたきっかけは、老化防止になると友人から薦められたからなんだそうです。
老化防止がきっかけで始めたゲームプレイで自分の反射神経の衰えに気づいて免許返納するなんて面白い話です。でもとても潔くていい話だと思います。全国の警察や交通関係の皆さんはこの加山さんの例をもっと利用していいんじゃないでしょうか。いや、するべきだと思います。

今後改善してもらいたいことを提言します。
・70歳以上の免許更新の期間を1年とし、その都度運転能力実施試験を行う。不合格者は、何時間か運転講習を受講し再度試験に臨む。再試験の回数を定め、その回数内に合格ラインに到達されない方は免許更新できないこととする。
・70歳以上の方が乗る車は、自動ブレーキ装着車を義務付ける。(これはもう全車に標準装備してもらい機能ですね。)


アクセルとブレーキの踏み間違えが原因で事故になるケースが多いです。
アクセルを奥まで踏み込むとブレーキがかかるという仕組みのペダルを開発した企業のニュースを聞いたことがあります。こういった機能も高齢者が運転する車には必要かもしれません。
とにかくまずはこのような悲しい事故を無くすことを念頭に置き、ルールの改正などに取り組まなければ、なくなることはないでしょう。
高齢者の数は年を追うごとに増加しています。