さて、明治村の4回目、2丁目まで来ました。
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ハイカラ衣装館という場所があり、明治時代の服装を実際に着用して楽しむことができます。
女性は女学生、男性は書生さんの服装に着替えて、この村内を歩き回れるんですね。(1人3000円)
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実際にこの日も何人か見かけました。ちょっとしたコスプレですね、ちょっと恥ずかしそうでしたが、楽しそうに見えました。

明治時代の扇風機です。うちわが何枚か円状についており、人の手で回して風を送るという仕掛けです。
まさに今の扇風機の原形ですね。
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この絵に書かれているものを再現されたそうですよ。
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さて、次に重要文化財に指定されています東松家住宅です。52167229-DC6E-47A8-8518-A7517C7099DA
 
名古屋市の堀川沿いにあったそうで、油屋を生業としていましたが、その後銀行を営んでいたそうです。
この建物は当初江戸時代に平屋で建てられた後、明治28年に2階部分を増築し、明治34年に3階部分を増築されたそうです。

玄関を入るとこんな感じです。
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その頃の「ハレの食事」お正月やひな祭りなどとっておきの御馳走です。
メインは「ばらずし」と言われるちらし寿司ですね。
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一見質素ですが、欄間には手の込んだ彫刻が施され一般の家とは違います。
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江戸時代は富裕でも武士以外の階級は慎まなければならなかったようで、目立たないところでお金をかけておられたようです。
襖のとっても千鳥の形があしらわれ凝っています。
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この障子部分の縦に入った3本のデザインですが、何かわかりますか?
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実は竹を縦に割って作られたものです。ところどころ横に筋があるのは竹の節です。
言われてみれば、なるほどですね。非常に手が込んでいます。

この襖にはさらに仕掛けがあり、裏側の扉を開けると半月が浮かび上がるようになっています。昔の人は情緒があります。
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木の扉には千鳥の彫刻が彫られていました。千鳥がお好きなようですね。9DF62F87-AC91-40B9-8CE0-C947F88D024E

丸窓からは外がみえるようになっています。
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欄間のデザインわかりますか?
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花札の桐のマークですね。面白いです。

階段を上から撮ったところですが、かなり急こう配です。足を滑らせると真っ逆さまです。
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吹き抜けがあり、3階まで見えています。
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案内していただいたガイドさんです。
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次に札幌電話交換局です、この建物も重要文化財です。
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明治31年(1898)に建造されています。明治の初期にアメリカ人のベルが電話機の実用化に成功し、すぐに世界に広まったそうです。日本も明治時代に全国に広まりました。

外壁は厚い石で積み上げられ、頑丈にできています。
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当時の交換手の仕事に風景の写真が展示されていました。
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当時の電話機です。
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交換機に使われている110号プラグは現在でもつかわれていますから驚きです。
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「触らないで」のマークのうしろに並んでいるプラグです。

では2丁目はこの辺りで終わります。