さて明治村の3回目は3丁目をご紹介します。

まずは北里研究所・本館です。あの日本における細菌学の先駆者、北里柴三郎が大正4年(1915)に建てた研究所の本館です。
0B3E279E-763A-4A88-A286-50CC00A448B6
 
ドイツバロック風を基調にした建物なのは、北里がドイツ留学していたことから、それに倣っていると言われています。日本の建物とは思えません。

次は芝川又右エ門邸です。西宮市に明治44年(1911)、大阪の商人、芝川又右エ門の別荘として建てられたそうです。当時としてはこの西洋風な建物はかなり目を引いたでしょうね。
5EDB266C-CDE8-4EF0-93B2-0F9A7D0B0B27
F11DE57D-0F0C-44A2-B0E1-614505987CE6

またまた京都市電に出くわしました。
AD3620A6-1179-45DB-A4A2-42D95B9498AD

車掌さんがまたレトロな雰囲気を醸し出しています。
7073D35E-5D36-4559-B354-A3918203B2C5

そして、西園寺公望(さいおんじきんもち)別邸坐漁荘(ざぎょそう)です。
im_enjoy_sight_building_3-27_01

ガイドさんに中を案内してもらいました。西園寺公望は政治家で明治時代に内閣総理大臣も務めた人物です。
5AF86633-0B0A-4C60-ADFF-618F69DAF637

窓の外にはかすかに入鹿池がみえていますが、実際には駿河湾の海が望めたそうです。ここから見える景色が気に入っていたそうです。
A990C498-069E-4A34-AB67-38FAC2906249

庭園も趣がありますね。
EBD44443-76B5-468D-87C4-59A805DBD910

このボードなんだと思いますか?
AA797DDF-78F5-4CFA-8D43-2D6001B781D3

主人の西園寺が家のいろんな場所から女中さんを呼び出すためのスイッチが設けられており、女中さんはこのボードを見るとどこから呼び出されたかがわかるようになっているのです。
100年も前になかなかハイテクなことが施されており感心します。

台所ですが、ここで煮たり焼いたりはしません。料亭で作らせ運んでもらい、ここでは暖めと盛り付けだけを行っていたそうです。
22AD6C69-11EC-4ECE-A6A9-BB8E6F89DDD2

お風呂場は洗う場所が広く設計されています。女中さんに体を洗ってもらうためだそうです。
70BD34AA-843C-4F2A-BA48-A2FD39EEEECB
この扉気になりますね、賊が入ってきた時にここから脱出できるようになっているのだそうです。
E3B4C619-3F3B-4EF5-888C-2432EEB59DB6
この写真はそうではありませんが、家の中は動線がわざと入り組んで作ってありました。万が一良からぬ者が侵入した時に迷うようにしてあるそうです。

話しは少し変わりますが、村内にはところどころにゴミ箱が設置してあります。
それがちょっと変わっています。
88B1CA4E-7C91-4B2F-BC61-D75D9DD00C31

それはプラスチック製のふたが付いていることです。ここだけはあまりレトロ感はありませんが、苦肉の策なのでしょう。おそらくカラスが餌をあさりに来ることを防止しているのだと思います。ゴミを散らかされると厄介ですからね。

以上3丁目でした。