友人のF君が、先日テレビ番組に出演しました。10月14日放送のTBS系列「メイドインジャパン」という番組です。
この回は、「ウクライナ出身のトーニャが、両親に”宮大工の技術”を持って帰る」というタイトルでした。
日本から宮大工4名が派遣され、ウクライナのトーニャの実家のご両親の家のリフォームを行うという筋書きでした。
お父さんが台所で料理をしているのですが、台の高さが低くとても腰に負担がかかっています。
作業の途中で停電に見舞われますが、何とか新しいベッドが完成しました。これが手動で簡単にベッドが起き上がるというアイデア物、日本の山車などに用いられているテコを応用した技術が施されています。
そしてキッチンも新しく作り替えられました。高さは以前のままですが、チェアに座って作業ができるように考えられ、もう腰をかがめることはありません。
当初壁とのすき間があったのですが、これも宮大工ならではの技術で加工され壁にピッタリ収めることができました。
収納も壁一面が収納棚に変わり見事に解決です。
庭の木を使って作られたハンガーにも感激です。
普段は寺社仏閣を作っている宮大工さんたちですから、この規模のリフォームには慣れていないと思います。それぞれアイデアを出しながらうまく解決に導いているところが面白いですね。
友人のF君とは40年来の付き合いです。今でもよくゴルフをする間柄なので定期的に会っていますが、彼の仕事ぶりを見るのは初めてのことです。まあ、当然ですね。素直にカッコいいなと思いました。いとも簡単に出来上がっていく様は、さすが「プロの職人」だと気持ちよかったです。
こんな風に番組に出演する機会はめったにないことですから、彼にとってもご家族にとっても一生の思い出に残るのではないかと思います。なんだかんだで1時間ほどこのコーナーが放映されていましたから反響もそれなりにあるでしょう。
このブログを書くにあたり、ご本人には承諾をいただきました。
あと2週間ほど先に会う予定がありますので、楽しみです。
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また
舘君に褒められて照れてます。