昨夜横浜にてラグビーワールドカップ、日本対スコットランドの試合が行われた。
この試合には、両チームともベスト8がかかっており、日本のみならずスコットランドでも大きな注目を集めていた。
世界ランキングでは日本が8位、スコットランドが9位と日本が上位ではあるが、過去の対戦成績では日本の1勝9敗と圧倒的に分が悪い。前回の大会で唯一敗れた相手ということもあり因縁の対決で、この大舞台でリベンジを果たしたいと、組み合わせが決まった時からこのスコットランド戦に照準を合わせてきたという。
試合開始前、選手を含め会場全員で、台風19号の被災者に向け黙祷が行われた。 実は大型台風の影響を受けこの試合の開催が危ぶまれていたのだが、大会スタッフや関係者の努力によってなんとか開催にこぎつけたのだ。試合が行われないままベスト8が決着してもお互いモヤモヤが残るだろうから、この素晴らしい裏方さんたちにまずは敬意を表したい。
試合開始のホイッスルが鳴ってまもなく、前半6分スコットランドのうまい試合運びにあっという間に最初のトライを許してしまう。日本チームも緊張感からかまだ動きが少し固い状況だ。
しかし、徐々にエンジンがかかり、ここからはトライのラッシュとなる。スコットランドチームもこの日本の怒涛の攻撃には度肝を抜かれたに違いない。日本の鮮やかなパスワークになすすべがない感じだった。
今大会日本の観衆を沸かせているのは、オフロードパスの成功場面が多い。オフロードパスとは相手にタックルされ倒れながらも片手でパスを行うものだ。従来、日本チームはパスは両手で行うとされてきたのだが、今大会に向けてこのパスの練習を積んできたという。それが、本番で見事に花を咲かせている。
前半は21ー7と日本リードで折り返す。日本はスコットランドに敗れても点差次第では8強に駒を進めることできる。大きな貯金をし、後半に入ると日本は福岡選手のインターセプトからトライ、28ー7と大きくリードする。これで安全圏かと思われた直後、スコットランドもメンバーを入れ替え反撃に出る。
するとあっという間に28ー21まで追いつかれる。当然のことだがラグビーの歴史を誇るスコットランドとしては、簡単に日本に負けるわけにはいかないのだ。本国のファンたちは8強に入ることを当然のように待ち望んでいるからだ。
スコットランドの猛攻をなんとかしのぎ、トライを許すことなく守りきる。日本の勝利だ。
もう1歩のところまで攻め込まれ、最後は本当に汗が出てきた。ノーサイドのホイッスルが吹かれた瞬間、思わず拍手してしまった。おそらく日本中の人たちが同じ気持ちになったに違いない。
ラグビーってなんて素晴らしいのか、改めてそう思った。パスが繋がり、トライする瞬間は歓喜に震え、スクラムでの押し合いは思わず体に力が入る。 タックルの凄まじさに目を見張り、キックの正確さに拍手する。「ワンチーム」チームが一丸になってプレイしているところが美しく日本人の大好物だ。
ジェイミージャパンは2019年地元開催のワールドカップで初の8強進出を決め歴史は作られた。
しかし、これがゴールではない。ここからが本当の戦いなのだ。
まずは、ベスト8に食い込むことができた。これから世界のトップチームに日本のラグビーがどこまで通用するのか、本当に楽しみである。
この試合には、両チームともベスト8がかかっており、日本のみならずスコットランドでも大きな注目を集めていた。
世界ランキングでは日本が8位、スコットランドが9位と日本が上位ではあるが、過去の対戦成績では日本の1勝9敗と圧倒的に分が悪い。前回の大会で唯一敗れた相手ということもあり因縁の対決で、この大舞台でリベンジを果たしたいと、組み合わせが決まった時からこのスコットランド戦に照準を合わせてきたという。
試合開始前、選手を含め会場全員で、台風19号の被災者に向け黙祷が行われた。 実は大型台風の影響を受けこの試合の開催が危ぶまれていたのだが、大会スタッフや関係者の努力によってなんとか開催にこぎつけたのだ。試合が行われないままベスト8が決着してもお互いモヤモヤが残るだろうから、この素晴らしい裏方さんたちにまずは敬意を表したい。
試合開始のホイッスルが鳴ってまもなく、前半6分スコットランドのうまい試合運びにあっという間に最初のトライを許してしまう。日本チームも緊張感からかまだ動きが少し固い状況だ。
しかし、徐々にエンジンがかかり、ここからはトライのラッシュとなる。スコットランドチームもこの日本の怒涛の攻撃には度肝を抜かれたに違いない。日本の鮮やかなパスワークになすすべがない感じだった。
今大会日本の観衆を沸かせているのは、オフロードパスの成功場面が多い。オフロードパスとは相手にタックルされ倒れながらも片手でパスを行うものだ。従来、日本チームはパスは両手で行うとされてきたのだが、今大会に向けてこのパスの練習を積んできたという。それが、本番で見事に花を咲かせている。
前半は21ー7と日本リードで折り返す。日本はスコットランドに敗れても点差次第では8強に駒を進めることできる。大きな貯金をし、後半に入ると日本は福岡選手のインターセプトからトライ、28ー7と大きくリードする。これで安全圏かと思われた直後、スコットランドもメンバーを入れ替え反撃に出る。
するとあっという間に28ー21まで追いつかれる。当然のことだがラグビーの歴史を誇るスコットランドとしては、簡単に日本に負けるわけにはいかないのだ。本国のファンたちは8強に入ることを当然のように待ち望んでいるからだ。
スコットランドの猛攻をなんとかしのぎ、トライを許すことなく守りきる。日本の勝利だ。
もう1歩のところまで攻め込まれ、最後は本当に汗が出てきた。ノーサイドのホイッスルが吹かれた瞬間、思わず拍手してしまった。おそらく日本中の人たちが同じ気持ちになったに違いない。
ラグビーってなんて素晴らしいのか、改めてそう思った。パスが繋がり、トライする瞬間は歓喜に震え、スクラムでの押し合いは思わず体に力が入る。 タックルの凄まじさに目を見張り、キックの正確さに拍手する。「ワンチーム」チームが一丸になってプレイしているところが美しく日本人の大好物だ。
ジェイミージャパンは2019年地元開催のワールドカップで初の8強進出を決め歴史は作られた。
しかし、これがゴールではない。ここからが本当の戦いなのだ。
まずは、ベスト8に食い込むことができた。これから世界のトップチームに日本のラグビーがどこまで通用するのか、本当に楽しみである。
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