DAD(ダッド)スニーカーが若い人の間で流行っているそうです。
DAD(ダッド)スニーカーとは、”DAD(ダッド)=ダサいおじさんが履いてそうな靴”を指し、底が厚くぼってりとしたシルエットのスニーカーのことだそうです。
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”ダサいおじさん”というワードにはちょっと抵抗感がありますが、いかにもおじさんが好んで履いてそうな靴が今若者の間で、カッコいいと思われるってなんか面白い現象です。よく科学の世界で逆転の発想とか言いますが、それに近いイメージなんでしょうか。

昔から何か流行りのファッションが出ると、多くの人がそれに偏るため皆似たようないでたちになってしまいます。それを嫌うファッションに敏感な人は,人とは違うファッションを追い求めます。
というようなことがずーっと繰り返されてきていると思います。
ダメージジーンズなんかもその一例ではないかと思います。最初は誰も穴の開いたジーンズなど履くわけがないというところがしゃれてたんでしょうね。

そういったファッションの流れの中で、このDAD(ダッド)スニーカーに来たのかなって思います。

ただ、おじさんを代表して言わせてもらえば「おじさん=ダサい」というのには少し複雑な思いがあります。おじさんだって気を使って頑張っている人は大勢います。一般的にはそういうイメージが定着しているのかもしれませんが、ちょっと残念な気持ちがします。

年をとってもできるだけ身なりは清潔をモットーにしておきたいですね。ダサイは仕方ないとしても汚いとは思われないようにしたいものです。

でもできれば、少しでも長くかっこよく生きたいと思ってます。
その辺りは本人の意識次第だと思います。
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先ほどのDAD(ダッド)スニーカーですが、僕は持っていません。
おじさんぽい靴を若い人が履くところがいいので、おじさんが履いたらそのままですからね。

でもどこかで気が変わるかもしれません。(笑)