千葉県で台風15号による大規模な停電が3日経っても続いています。
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(9月11日23時現在の停電状況)
今の日本国内で停電が3日も続くなどちょっと信じられないニュースです。この被害にあわれている方々には大変なご苦労をされ、心中お察しします。

当初2日目でほとんど復旧の見込みという情報が流れていました。結果的には、予想していたより被害状況がひどく、変圧器の交換のつもりが電柱そのものが倒壊していたり、途中の道路が倒木などで通行できず現場に行きつくことが困難だったりし、「想定が甘かった」と東京電力が反省の弁を発表しています。そして、いまだ復旧のめどが立っていないことを発表しました。

よく災害時において、救出の時に「72時間の壁」という言葉を耳にします。つまり発災後から3日以内に救出しなければ、生命の危険リスクが一気に高まるそうです。今回は地震などとは違う災害ですが、3日間電気がなく水も出ない生活では、夜も眠れず相当体も心も疲弊していることと察します。時期的にも熱中症のリスクもありますし、情報がわからないという精神的な不安要素もそれに輪を掛けます。

このような災害が起こった時に、必ずと言っていいほど「想定外」という言葉が出てきます。もうそろそろ「想定外」なことが実際に起こるという想定をしなくてはいけないのではないかと思います。過去に例を見ないことが起こるのです。そんなことをどう想定するのか難しいことかもしれませんが、人の頭で予想できないのなら今どきAIを活用するのもどうかと思います。できる限り最新の情報を入れてやれば、斬新な対策が生まれてくるのではないかと期待します。旧来の考え方では何も変わりません。同じことを繰り返すばかりです、地球の環境はどんどん変わっているのです。
先ほど倒木で道路がふさがれて現場に行くことができなかったという話がありましたが、考えてみれば、電柱やあの大きな送電線の鉄塔が倒されるほどの強風だったのです、その辺の木々が倒れていることくらい少し考えればわかりそうなものではないかと思います。

現状、架空線で送電されているところがほとんどですが、今後地中線化を進めることを考えてはどうでしょうか。コストはかかりますが、安全生は高まると思います。

ひとたび停電が起こると、現代の生活はほとんど成り立たないことが嫌というほど身に沁みます。
近頃はオール電化にされているご家庭も多いと思います。普段は便利かもしれませんが、災害時にはこのようなリスクが生じるということを知っておくことも大切です。
車のエアコンを使って涼をとられている光景も見かけますが、そのうち燃料が必要になります。ところが、ガソリンスタンドなども営業停止しており、車の燃料補給もままなりません。

素人ですので、電気がどのようなルートで送電されているのか把握していませんが、このような災害の時にルートの変更が速やかに可能なシステムが構築されると、ひとまず応急的にも送電できたりするのではないかと空想します。口で言うほど簡単なことではないと思います、しかし簡単でないから私たち日本人にはうってつけの課題だと考えます。

とにかく、従来の考え方とは違う新しいアイデアを絞り出さないと、進歩がありません。
もしも素晴らしいインフラ案が出せれば、国内のみならず、世界の人の役に立てるかもしれません。
コロンブスの卵的な発想力が求められるのではないでしょうか。