9月9日未明から関東地方を直撃した台風15号は強烈な風で大きな被害をもたらしました。
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24時間以上たっても千葉県の約57万戸の家庭が停電したまま復旧できていないのです。
辺りの信号機も消灯したままで交通にも多大な影響が出ています。
あまりに復旧に時間がかかっているため、なぜだろうと思っていたら、なんと送電線の鉄塔が倒壊していたんですね。

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この鉄塔が倒れるなんて、今まで聞いたことがありません、台風の力を侮ることができませんね。
これだと復旧には時間がかかりそうです。住民の方々はエアコンもきかない状態で睡眠にも影響が出ているでしょうから、本当にお気の毒だと思います。ましてやこの異常な暑さで体調がおかしくなっても不思議ではありません。応急的にでも電気を流す術はないのかと思います。

ゴルフ練習場のネットを支えている鉄製の支柱もなぎ倒され、家屋が破壊される被害も出ています。住民の方がこの事故の巻き添えで重傷を負われたということで、まさかの出来事です。
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強風の台風というと昨年、関西地方を襲った台風21号が思い出されます。関西空港が水没し、連絡橋を船が破壊し一時空港内に人が孤立してしまいました。

水も風も自然の脅威の前にはなす術がありません。

今朝のニュースで、東京の鉄道が運転を見合わせた関係で乗るために長蛇の列ができているという模様を見た海外の人がその光景に驚かれているということが報道されていました。
こんな状態の中でも、仕事に向かうという姿勢が信じられないようです。いかにも勤勉な日本人の姿を現しています。このような時、海外の人は仕事よりも家庭を優先するのでしょうね。でも本当はそれが当たり前だと思います。
こんな状態で仕事に向かう姿勢もすごいですが、きちんと並んでいる姿にも感心させられます。こんな国世界中で日本だけかもしれません。どことは言いませんが、我先にとぐちゃぐちゃになり収拾がつかなくなる光景を想像してしまいます。

ある意味クレージーなのかもしれませんね。