丸山議員が島根県・竹島について「戦争で取り返すしかない」とつぶやいたことで、世間をざわつかせています。この議員は北方領土の返還についても同様の発言をして国会においても問題にされました。
今年の5月にこのことをきっかけに日本維新の会から除名処分を受けました。
その後、NHKから国民を守る党いわゆるN国党の立花党首からオファーがあり、入党しています。
この立花党首もタレントのマツコ・デラックスの発言に対して、放送中のテレビ局に抗議に訪れるという前代未聞の行動をして物議をかもしました。

このような方々が日本の国会において政治を行っていくことに違和感を持つのは私だけでしょうか。
マツコさんが言った「ただの気持ち悪い人たち」という発言もまんざら外れてはいないような気がします。

この戦争発言についてですが、日本国憲法第9条で戦争に関しては永久に放棄すると明文化されています。つまり戦争を促すあるいは助長するような発言は憲法に反する、極端に言えば憲法違反になる発言とも受け取れます。そんな憲法に反することを公に発信する人物が国会議員という立場でいることにとても違和感を覚えます。

衆議院本会議において6月丸山議員の「糾弾決議」を全会一致で可決しました。事実上議員辞職を求める内容ですが法的拘束力はなく、ご本人は任期を全うすると辞職する考えはないということです。
議員に対する懲罰の中で最も重いのが「除名」です。動議を受けて懲罰委員会で審査され、本会議にて議決されます。出席議員の3分の2以上の賛成があれば除名が可決し、その議員は職を失うことになります。
現行憲法下において除名の事例は過去2例あるそうですが、1950年と1951年ということでかなり昔になります。この時の根拠になったのは「院内の秩序をみだした議員」ということだったそうで、今回丸山議員の発信がそれに該当するか否かは意見が分かれることになりそうです。

私は常々、何があっても絶対に戦争すべきではないと戦争反対の立場です。このブログでもたびたび書いています。それはひとたび戦争になれば、多くの国民が苦しみ、弱い立場の人が命を落とすことになるからです。病気や事故ではなく戦争によって命を落とすなんてそんな理不尽なことはありません。
昭和の時代幾度かの戦争を経て日本がどうなったか、過去を振り返れば、絶対繰り返してはいけないという教訓があるはずです。多くの若い命が戦争によって散っていきました。
この時代にそんな行動を起こすなんて馬鹿げています。そんなに戦争がしたければ、紛争中の国にでも行って好きなだけ参戦してくればいいです。おそらくそんな勇気はないと思いますが。
戦争の本当の恐ろしさを理解されてないのでしょうね。かわいそうな方かもしれません。しかし、戦争を知らない世代がどんどん増えていけば、もしかすると誤った方向に行く可能性も0ではないかもしれません。
そのために憲法9条があるといっても過言ではありません。終戦後、日本が二度と戦争を起こさないためにGHQが提案したこの憲法ですが、未来永劫我々日本人がもっとも大切に守っていくべき憲法だと思います。