今回もイギリス出身バンドを続けます。
ブラック・サバスです。彼らは1968年イングランド、バーミンガムで結成されています。
オジー・オズボーン(ボーカル)、トミー・アイオミ(ギター)、ギーザー・バトラー(ベース)、ビル・ワード(ドラムス)というのが発足メンバーで1977年にオジーが解雇されるまではこのメンバーでした。オジーはこの頃酒におぼれていてメンバーから除外されてしまいました。
デビューアルバムは1970年リリースの「黒い安息日」です。
そして同じ年に2枚目のアルバム「パラノイド」を発表し、シングルカットされた「パラノイド」がヒットします。この頃から世界的にヘヴィロックバンドとして名をはせました。
初期のボーカリスト、オジー・オズボーンが光っています。
バンド名の「ブラック・サバス」は1964年に公開されたB級ホラー映画のタイトルから付けたそうです。
そんないきさつから黒魔術やオカルト、中世の暗黒、恐怖といったコンセプトで音楽作りをしているところはほかのロックグループと完全に一線を画すところです。
当時、ツェッペリンやディープ・パープルといったグループが台頭し、ハードロックというカテゴリーでしたが、ブラック・サバスはそれらより重い、ヘヴィロックと表現されたようです。
ハードロックとヘヴィロックの違いなど当時の僕にはそこまで深いことがわかりませんでした。ちょっとおどろおどろしい曲とボーカルは彼らならではです。
メンバーチェンジを繰り返しながら、現在も現役を続けているようで凄いですね。
それでは、ブラック・サバス1970年のスマッシュヒット「パラノイド」をどうぞ。
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