今年のゴールデンウイークは今までで最も長い連休が実現します。皇太子さまの新天皇即位に伴い、4月27日から5月6日まで10連休となるのが一般的のようです。
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あるところの調査によると国民の4人に1人、約25%の方が10連休を取る予定だとのことです。

また、連休中の過ごし方についてのアンケートで、一番多かったのが「自宅で過ごす」(37.5%)だそうです。次いで「家事をまとめて片付ける」(13.4%)「買い物、ショッピング」(12.6%)「国内旅行」(12.3%)という結果だったそうです。「海外旅行」はわずか2.7%しかなく意外に少ない印象を受けました。
連休となれば、どこかへ出かけたくなるのが心理ですよね。しかし、高速道路を使えば渋滞に巻き込まれるし、それだけで疲れてしまいます。そんなことから「自宅で過ごす」がトップなのでしょうか。
面白いことに上位3位までが自宅周辺にとどまるという回答です。

また、その一方で「予定は決まっていない」(33.3%)とまだ多くの方が予定が定まらずに迷っていることがうかがえます。
そして「その期間に休む予定はない」(13.1%)というサービス業関連の方でしょうか、休みの方々を支える方たちももちろんいます。

多くの方に大型連休を歓迎されている一方で、時間給で働く非正規労働者の方にとっては、「黄金」ではなく「地獄」のような月だと思われていることでしょう。
また、「病院が長期休みになることの不安」や「ゴミの回収の不安」といったことを危惧する声や、株式市場が長い間停まるため、多くの投資家の悩みの種になっているという話も聞かれます。

日本は欧米諸国に比べて、祭日(国民の休日)の日数が多いらしいです。つまり休む時は皆一緒という訳です。その弊害として先ほどの不安や、高速道路の渋滞、宿泊費の高騰などせっかくの休みなのに、いまいち楽しめない要素があって残念な気がします。
欧米のように、長期休暇を取れる社会になると、休みが分散してそういった弊害もなくなるんですけどね。

日本人は長い休みに慣れていないので、7日も休んですることがなくなると「あー早く、連休終わって仕事始まらないかな」なんてことになるんじゃないでしょうか。
少なくとも僕はそんなことになりそうな気がしています。(笑)