2019年マスターズゴルフを制したのは、なんとタイガー・ウッズ選手でした。
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吠えています。これまでのうっぷんが一気に爆発したのでしょう。

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最終日首位と2打差の2位からの見事な逆転劇でした。12番でトップのモリナリがダブルボギーで11アンダーで並ぶと13番、15番、16番でバーディーを出し単独トップになります。最後18番も落ち着いてボギーとし、1打差で逃げ切りました。このオーガスタを知り尽くした男が、帰って来た瞬間でした。
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これでマスターズは5度目の優勝で、通算優勝数もこれで単独2位となりました。ちなみに1位は6回のジャック・二クラス、3位は4回のアーノルド・パーマーです。

タイガー・ウッズのマスターズ優勝は2005年以来14年ぶりです。メジャー優勝となると2008年の「全米オープン」以来11年ぶりとなります。いずれにせよ、これだけブランクが空きながら、優勝できるというのはやはり並大抵の選手ではないですね。
最後のパットを入れたあと、雄たけびを上げ、ガッツポーズを繰り返しました。

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タイガー本人もその時のことは覚えておらず、キャディーのジョー・ラカバを探したと言います。
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それにしても不屈の男です。度重なる怪我や、プライベートのトラブルなどで一時は選手生命の危機にさらされました。2016年にはツアー大会の出場に一度も出られず、2017年には4度目の手術も経験し、現役引退もささやかれていました。
しかし、2018年にカムバックし「全英オープン」「全米プロ」で優勝争いに加わりました。そして9月には5年ぶりにツアー優勝に輝いたのです。
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マスターズに出場することですら2年前には、想像もできなかったことです。

43歳のタイガー・ウッズ、まだまだこれからオーガスタのパトロンをそして世界のゴルフファンを楽しませてくれることでしょう。

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