今やすっかり社会問題となっている認知症だが、予防する手立てがあると発表された。


現在日本全国で500万人の方が認知症と認定されていると厚生労働省が示している。
そして、2025年には700万人になると推定されている。
そうなると65歳以上の高齢者のうち、5人に1人が認知症という計算となるようだ。
 


さあそこでなのだが、先日、千葉大学予防医学センターより最新の研究報告が発表された、というニュースがあった。

それによると、アンケートを取り、5年ほど経過を見たときにある傾向がわかったという。

アンケートを見る限り「はい」の答えが少ない人が発症率が高い。

つまり「"ポジティブな感情"を持っている人たちは認知症になる人が少なかった」という事だった。


"感情が認知症の予防になる"…なんとなく理解できる感じはする。
その「なんとなく」のところを感覚ではなく、長い期間の調査や研究により確固としたデータが出たという事なのだ。

「笑う」「泣く」「感動する」「美味しい」「美しい」などなど感情をポジティブにとらえることができる人は予防ができるという研究成果が出た。

となると、やはり家の中に閉じこもっているばかりではなかなか刺激を味わうことができない、アクティブに行動することが予防につながるという事なのだろう。

さあ、皆さん、高齢者になったら"明るく!ポジティブに!" 生きましょう。