最近「田上大喜」くんという若者が注目されている。
先日テレビで特集されているのをたまたま見たが、若干18歳ながらすごい若者がいるということが分かった。
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マスコミで取り上げられているようなので、もうすでにご存知の方も多いと思うが、改めて少し紹介する。彼は『蚊』の研究者で世界から注目されているという。

父親の仕事の関係で、アメリカシカゴで1999年に誕生した。
その後オーストラリア、シンガポールと海外生活が続いた後、中学生、高校生時代を日本で過ごしている。

そして現在彼は、アメリカのコロンビア大学の大学院の医学部の脳科学センターで、ショウジョウバエの脳の神経幹細胞について研究をしているということだ。
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彼には妹がいて、蚊に刺されやすくて困っていたそうだ。家族の中でなぜ妹だけが刺されるのか?疑問に思い研究が始まった。
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研究の結果、「足裏常在菌」の量が関連していることを発見し発表して話題になったという。
例えば、除菌シートなどで足裏の常在菌を除菌することで刺されにくくなるようだ。
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しかし、その研究のためには涙ぐましい努力があった。4千匹の蚊を家の中で飼育して実験を重ねていたそうだ。人の血を吸うのはメスだけで産卵のためにその行為を行うそうで、時には自らの血を蚊に吸わせることもあったという。

2016年高校2年の時に、3年間にも及ぶ蚊の研究レポートが賞に輝き世界から一躍注目を浴びることとなった。

しかし、蚊の世話と研究で日々追われほとんど遊ぶ暇もなく過ごしてきたそうだ。
また、研究や勉強することが根っから好きなようで親から勉強しなさいと言われた事はないそうである。勉強する場所は自分の部屋でなくリビングだったというのも興味深い。

現在、家族と離れアメリカで単身暮らしている。蚊の世話は妹がやってくれているそうで、大変申し訳なく思っているというあたりは彼の優しさが感じられる。

番組の中でコメンテーターとの会話のやり取りはとても丁寧で言葉遣いも好感が持てた。好青年であることには間違いない。

蚊というのは、マラリアやデング熱などの媒介をするとして、人間界からは厄介者扱いをされている。シンガポール時代に駆除されているのを見てかわいそうに思ったという、蚊は自らの種の保存のため人の血を吸うのであって、決して菌を媒介するためではないのだと。将来的に人と蚊が共存できる社会を作りたいと、優しい一面が垣間見える。

将来ノーベル賞候補になる可能性が高いと言われている。

スポーツの世界では、卓球やテニス、バドミントンなど若い世代の活躍が昨今とても目立っている。
サイエンスの世界でもこのような若者のニュースは心が躍る。