この曲が発表されたのは1954年でまだ僕はこの世に誕生する前です。
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この曲に出会ったのは、ジョージ・ルーカス監督の出世作「アメリカン・グラフィティ」 の主題曲に使われたことです。ちなみに制作はフランシス・F・コッポラです。
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映画は、高校生らが卒業を迎えそれぞれの道を旅立っていくある一夜の物語です。たった一夜の出来事ですが、それぞれいろんなストーリーが散りばめられています。若い頃って今思うと不思議なくらい時間の進み方が違う気がします。 それで映画を1本作ってしまうところはやはり天才なんでしょう。
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この映画は1973年に公開されました。時代は1962年、まだベトナム戦争に突入する前のしあわせな時代を描いています。低予算で作られ、大ヒットし興行的には大成功を収めたそうです。
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この頃はほぼ無名でのちに大俳優となる、若き日のリチャード・ドレイファスやハリソン・フォードらが出演しています。
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デビー役のキャンディ・クラークはとってもキュートでした。
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僕が興味を惹かれたのは、フィフティーズと言われる1950年代の音楽が映画の中でバンバン流れることです。また、日本では当時まだ珍しかったラジオのDJに本物のウルフマン・ジャックを起用していたことも印象的です。
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映画を見たのはやはりリアルタイムではなく、多分1978年ごろだったと思います。この頃日本ではフィフティーズのブームが起こっていました。
男の子はリーゼントにボウリングシャツ、女の子はポニーテールにフレアスカートが定番の出で立ちでした。スカジャンもこの頃から流行りだしました。
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以前で「ノスタルジー普遍の法則」ということを書きましたが、まさにその通りの現象です。人には「懐かしさ」という物が心地いいのです。

ほかにも、「シックスティーン・キャンドル」などいい曲がいっぱいあり、映画とともにサントラ盤もかなりのセールスをしたのではないかと思います。
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ではロカビリーの名曲「ロック・アラウンド・ザ・クロック」をどうぞ。