今や日本人の7割以上の人が持っていると言われているスマートホン。便利さゆえに、どんどん普及率は上昇している。
ただそうなると、問題も発生してくる。画面が大きいだけに落下した時にヒビが入って見づらくなってしまうこともその一つである。
皆さんも一度や2度くらいそんな経験がおありではないかと思う。
そんな方のために朗報が出た。スマホ専用のエアバッグ付きケースが話題になっている。
スマホの四隅からにょきっとツメのようなものが現れ、スマホを落下の衝撃から守ってくれるという。
「ADcase」というネーミングだ。
本当にそんなことできるの?と疑いたくなるような話だが、その動画で確認することにしよう。
確かに地面にスマホが落ちる寸前にツメが出てクッションの役目をしている。
そして、ガラス面が守られるという訳だ。にわかには信じがたい気もするが、現実に
この画期的なツールを考案したのは、ドイツの大学生でフィリップ・フレンツェルさんである。
きっかけは3年前に自分のスマホを落としてしまい、本体が割れただけでなく中のデータもすべて失うという痛い目にあったことだった。市販のケースでは満足するものがなく、それならと自らの手で作ることにしたそうだ。まずフィリップさんは落下を感知するセンサーを搭載した仕組みを考案した。そして最終的にバネ式のものが採用されることになったとのことである。
現在、Kickstarterでのデビューを準備中とのこと、年内には市場に出回るのではないかと言われ、価格は6000~8000円くらいが予想されている。
落下防止としてはケースに指を入れるリングが付いているタイプのものがある。現在のところよく利用されているのを見かける。ただ、リングの部分が邪魔になるので使わないという人もいると思う。
僕もケースはできるだけ本体の薄さを損なわないものがいいと思っている。分厚くなってしまっては、本末転倒のような気がするからだ。
しかし、落としてガラスがバリバリになるのも困る。絶対に落とさないという自信もない。
さてこの「ADcase」、あなたは使われますか?
コメント