さて今回ご紹介するのは、「孤独の旅路」。前回ご紹介した、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングから脱退しソロ活動となったニール・ヤングの大ヒット曲です。
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ニール・ヤングはカナダ出身のシンガーソングライターで、フォーク、ロック、カントリーなどなど多彩なジャンルに精通し異才ぶりを発揮しました。

1972年にリリースされたアルバム「ハーヴェスト」に収録されています。
おそらく1番売れたレコードだったのではないかと思います。
原題は「Heart of Gold」黄金のような美しい心とでも訳せばいいんでしょうか。
その心を探し求めている男の歌です。
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以前ブログでも書いたように中学生の頃、土曜日の授業が終わるとすぐに栄のパナソニックビルへ行き、そこで開催されている小さなイベントに通っていたことがあります。たぶんCBCさんが主宰していたと思います。そこでは、最新の音楽を視聴したり、新しい音楽情報があったり、クイズの時間がありそれに答えると、いい商品をいただけたりしていました。その時の1番の思い出は友達3人でシカゴのコンサートチケットをゲットしたことです。
ある日のこと、友人が「孤独の旅路」のシングル盤の視聴盤(非売品)を何かの賞品でいただいたことがあり、そのことをよく覚えています。
友達の家で一緒に何度も聴きました。

その時の感想は、ちょっと朴訥とした歌い方などがボブ・ディランを連想させるように感じました。
あ、たぶんハーモニカを使っているとことなども余計にディラン色が強く思えたのかもしれません。
クロスビー、スティルスらと一緒にハモってた時とはだいぶイメージが違っています。
やはりそれぞれの持つ個性や音楽性などが曲や歌い方などに影響するんですね。

飾らないスタイルが男らしくて、アメリカ人の心を打つのかもしれません。
この頃、イギリスではデヴィッド・ボウイやT.REXに代表されるグラムロックという新しいジャンルが台頭していました。それとは対照的でした。 

多くのアーティストにカヴァーされていますが、カントリーの大御所ウィリー・ネルソンもカヴァーしています。
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ちょっと変わったところではディスコ系のボニーMのヴァージョンもあります。
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それでは、ニール・ヤングで「孤独の旅路」をどうぞ、お聴きください。