先日、松山から名古屋に帰る時、「IBEX」の飛行機に乗りました。

普段あまり飛行機に乗る機会が少ないため、この航空会社はほとんどなじみがありません。

乗った席が一番後列の通路側、20Bという席でした。
この席はすぐ横にキャビンアテンダントの方が腰かけられ、すごく近い距離になります。お隣の席の方よりも近いくらいです。

実は、予約していた便の一つ前の便に振り替えたのですが、残り1席でしたので、この席を最後まであけてあるようです。

離陸して少し落ち着いた後、CAの方に話しかけました。「この席が最後の席なんですね」「そうなんです。すごく近いので落ち着かないかもしれません。またリクライニングができないため少し窮屈になるかもしれません」と言われました。
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まず気になっていた「IBEX」という会社のことを尋ねました。
「JDL」という会社が親会社のようです。「JDL」は会計ソフトの企業でその会社が航空会社を運営すとはなかなか珍しいように思います。2002年から就航しているそうですが、全く知りませんでした。
「IBEX」は主に地方都市を結んで飛んでいる会社のようです。
それから、LCCなど航空運賃の話とか、仕事の話などいろいろ話をしました。
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セントレアに近づいて、トイレの使用ができなくなったタイミングである乗客から「子供がトイレに行きたいと言っているのですが」とCAさんに声掛けがありました。操縦室に確認を取り「OKが出ましたのでどうぞ」と子供をトイレに案内し、一緒に入りお世話をしていました。その子は5歳くらいだったでしょうか。
「CAの仕事って大変ですね」というと「ええまあそうですが」「でもそれだけにやりがいがありますよね」と言うと力強く「そうなんです」ときっぱり答えてくれました。
ああ、この人は自分の仕事にとても誇りを持っているんだなと感じました。

あっという間にセントレアに到着しました。
席を立つと「ありがとうございました」と声をかけてくれました。
「こちらこそ、ありがとう。仕事の邪魔をして申し訳なかったです。また機会があればIBEXに乗りますよ」と言って降りました。
とても気さくでチャーミングな女性でした。

最後の窮屈な席がもたらした、小さなハッピーでした。
「残り物には福がある」なんて言いますよね。