4日間の死闘が終わり、パトリック・リードが見事逃げ切りグリーンジャケットに袖を通しました。
186101

リード選手はアメリカ出身、現在27歳で妻のジャスティンさんがキャディーを務め夫婦で過去に優勝したこともありました。今回はジャスティンさんの弟がキャディーを務め栄冠に輝きました。
91566
オーガスタ州立大学の出身でここオーガスタナショナルG.Cでは学生時代から何度もプレイした経験があるそうです。

さて3日間終了しトップはP・リードの14アンダー、それを追ってマキロイが11アンダーで2番手でした。マキロイ選手はこのマスターズに優勝すればキャリアグランドスラムが達成となります。
186030

最終日は最終組でリード選手とラウンドしますが、どうもかみ合わず2つ落として結局5位と沈みました。アゼリアの花の中から打っています。

最終日気を吐いたのは2015年の覇者ジョーダン・スピース、2日目大たたきして5アンダーの9位でスタートしましたが、あわやコースレコードの9アンダーに迫る8アンダーという素晴らしいスコアでリードを脅かしました。最終ホールボギーとし64となりましたが、健闘むなしく3位で終えました。
186097

次々とライバルたちが優勝戦線から脱落する中、リッキー・ファウラーは最終日5つスコアを伸ばし、素晴らしいプレイを見せました。リードには1打及ばず2位となりましたが、また来年の大会は楽しみになりました。
PGOG-181166
ファウラーはアメリカ人ですが、母方の祖父が日系2世で「ユタカ」というミドルネームを持っています。太い眉毛が特徴的です。

他には松山英樹選手が最終日3アンダーまで伸ばしましたが、結果は19位、2月にケガをしたことを踏まえるとよく健闘したと言えるかもしれません。
186107

また、小平選手はイーブンパーで28位、初出場としてはまずまずの成績でしょう。
186111


3年ぶりの出場で注目されたタイガー・ウッズですが、最終日3つ上げたものの1オーバーの32位に終わりました。
186095

フィル・ミケルソンも36位と振るいませんでした。
今回トップ3の3選手はいずれも20代で世代交代の波が押し寄せているのかもしれません。

今年はアゼリアの花がきれいに咲き、大会にまさに花を添えていたのが印象的でした。
185947