ギターの世界的なメーカーであるギブソンが、倒産の危機に直面していると先月報じられました。
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ギブソンといえばレスポールやSGなど数々の名器をこの世に送り出し、フェンダーとともにギターメーカーの双璧です。 1902年創業と言いますから、もう100年以上続いている老舗です。
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 ではなぜ、こうなってしまったのでしょう。

ワシントンポストが伝えるところによれば、エレキギターの売上高は過去10年間で約150万台から100万台に急激に低下したようです。

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また、ポール・マッカートニー氏はギター不振について次のように語ったそうです。
「電子音楽が増えて、若者は以前と違った聴き方をしている。私はジミ・ヘンドリックスに憧れたものだが、ギターのヒーローは、もういないんだ。かつては誰もがギターを欲しがったものだが......」

確かに電子音楽、電子楽器という時代になって「エレキギター」などというワードは過去のものになりつつあるのかもしれません。

パソコンで音を作り、編集して…みたいな世界ですかね。
あまりライブには向かない感じがしますね。
やっぱりギターを肩から下げて、華麗なフィンガーテクニックを観客に見せるパフォーマンスがかっこいいように思います。まあ、もっともそういう思考になること自体、おっさんなのでしょう。


ギブソンのギターを愛用しているミュージシャンには、エリック・クラプトンのほかジミー・ペイジやカルロス・サンタナなどが挙げられます。
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その昔、クラプトンがジョージ・ハリスンにレスポールを贈ったそうです。
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皆超一流のギタリストばかりですから、彼らが愛用することでギター少年たちは憧れて、いつかは自分も手に入れて奏でたいと夢を持つわけです。
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今見てもジミー・ペイジはかっこいいですね。


これも世の趨勢なのかもしれませんが、ギブソンはエレキギターの売上が低迷しているため、近年ギター専業メーカーから総合音響メーカーに脱皮を進めていたようです。

日本の「ティアック」「オンキョー」、オランダの「フィリップス」のオーディオ部門などを買収や資本提携し、ギブソンブランドに加えていたと出ていました。

さてさてこの結末はどうなるのでしょう?
この世から無くしちゃいけないものの一つだと思いますが。

高校生の頃友人とちょっとだけバンドの真似事をやった経験があります。当時僕らにとってギブソンやフェンダーのギターは憧れでした。でも、高校生には高嶺の花でした。
バンドの真似事は2年くらいでやめてしまったと記憶していますが、もしギブソンのギターを買っていたら、もっと長く続けられていたかもしれないなあ、と今更ながら思います。
ま、それがどうしたという話ですけれど。