久しぶりに本の記事を書きます。
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今回は、「輝天炎上」 です。2013年に発表されています。
実はこの小説は2008年に出された「螺鈿迷宮」 の続編なのです。(そのブログ)

そしてなおかつ「ケルベロスの肖像」 (そのブログ)は東城大病院側から描かれた作品でしたが、その同じストーリーを今回の主人公である医学生「天馬大吉」くんの目から描いた内容になっています。

ということは、この「輝天炎上」を読む前に、今ご紹介した2冊は最低限 読んでおかないと面白くないです。
もっと言うと、「チーム・バチスタの栄光」 から始まる東城大学シリーズは全て読んでおくと登場人物のバックボーンがわかり楽しく読むことができます。
この本のあとがきに書かれてありますが、さらには「ブロックぺアン1988」 や「極北クレーマー」「ナニワ・モンスター」にも目を通していることが望ましいとしています。

東城大学シリーズは全て読んでましたので、OKでした。
今あげた3冊はまだ読んでいませんので、これから読みたいと思います。

「輝天炎上」の内容は、「螺鈿迷宮」の最後で旧碧水院桜宮病院が消失し、桜宮一族はもろとも焼死してしまいました。…とされていました。
しかし「ケルベロスの肖像」 で「八の月、東城大とケルベロスの塔を破壊する」という怪文書が現れ、どうも桜宮一族に生き残りが存在するということに変わってきました。

桜宮一族の怨念が最先端技術のAi センターを本当に破壊できるのでしょうか?

医大生、天馬大吉君も同級生の冷泉深雪(れいせんみゆき)、幼馴染の別宮葉子(べっくようこ)らとこの事件に巻き込まれ、最後には真相究明に一役買うことになってきます。

あまり書くとネタバレになってしまいますにで、この辺りに留めます。

他の本とリンクし続けて小説を書くという新しい手法に挑戦している海堂尊氏の真骨頂とも言える小説です。