1月8日は成人の日でした。
全国で約123万人の方々が成人の日を迎えられたそうです。
お天気はあいにくの雨模様でちょっと残念でしたがもっと残念なことが起こりました。
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成人式は人生で1度しかない貴重な儀式です。
過去には「荒れる成人式」というのが横行した時代もありましたが、最近では沈静化しているようです。

しかし、今回は別な意味で「荒れて」しまいました。

連日報道されていますように着物の販売・レンタルを手掛ける「はれのひ」が突如店を閉じ予約していた新成人客が晴れ着を着ることができない事態が発生したのです。
こんなことは前代未聞の事です。絶対にあってはならない事件です。

着付けができるところを急きょ探して間に合わせた人がいれば、間に合わず出席を断念した方もいるようで、横浜や東京八王子、福岡などで被害者は約600名ほどに上るとのことです。

先ほど書きましたように一生で一度のこと、特に女性にとっては振袖を着る数少ないチャンスで母娘で何年も前から予約し、この日が来るのを心待ちにしていたことと思います。

さらに悪いことに、直前になって早く振り込めば割引をすると、お金の回収を促していたということです。成人の日の当日に閉めるというのは計画的であまりにも卑劣な手段です。
こんな暴挙は許されるはずがありません。

しかも、今年だけにはとどまらず、来年、再来年の予約分もあり、すでに振り込みを済ましている人もいるそうで、これからまだ被害が広がる見られています。

そんな、腹立たしい事件の中、ボランティアで着付けをしていただいた方や一部の呉服店では、着物や着付けの応援をしていただいたそうです。

心がすさむような話ばかりでなくて、少しほっとしますね。

着付けをお手伝いされたある着物業界の方がおっしゃっていました。
「こんなことは業界の恥です。そのため何とかしようと一生懸命お手伝いしました」

また、着物の業界紙を発行する会社が中心となって、早くも「被害者の会」が発足された模様です。
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いずれ代表者は世間の前に姿を現すことになると思いますが、どんな言葉を発するんでしょうか。
そしてどんな償いをするんでしょうか。多くの若人を傷付けた代償は計り知れません。
こうなる前にもっとすることがあったと思います。

こういう人に「はれのひ」は一生来ないことでしょう。