青山学院大学が復路で逆転し、見事4連覇を達成しました。
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しかも、大会新記録という素晴らしい走りです。

この結果を見る限り、今の段階では他校を頭一つ抜いているように感じました。

「ワクワク 」「ハッピー」「サンキュー」「ハーモニー」と言えばもうお分かりだと思いますが、原晋監督がこの4年間に箱根駅伝大会につけた作戦の名称です。この後に「大作戦」がつきます。

走ったのは選手でもちろん褒め称えるべきだと思いますが、4連覇という偉業は原監督の力無くしてはありえなかったと思います。

選手は大学生ですから、毎年少しずつメンバーが変わっていきます、にもかかわらず連覇を続けるということは監督さんやサポートスタッフの力によるところが大きいと思います。


この4年間の作戦の名称を聞いてどんなイメージをしますか?
おそらく誰もが感じることは「明るい」ということじゃないでしょうか。

適当につけているわけではなく、それぞれちゃんと意味があるそうです。
すべて書くと長くなるので、省略しますが例えば今年の「ハーモニー」を例に取ります。

箱根の前に「出雲駅伝」「全日本大学駅伝」という大会があります。
その2大会で優勝を逃し、チーム内に不協和音が流れたと言います。
その結果を踏まえ、1人でも「音程」を外したら負けるとして「ハーモニー大作戦」と命名したそうです。

この「大作戦」シリーズ、実は箱根に限った事ではなかったんですね。

 2012年の「マジンガーZ大作戦」から始まったそうです。どんな作戦なのか興味が湧きますね。(笑)
いきなり「マジンガーZ」ですか?と言いたいくらい面白いですね。

多分一般的にあまり知られていないと思うのですが。(僕は知りませんでした)

そして2016年の出雲駅伝では「神ってるぞ 青山大作戦」で勝ち、次の全日本は「エビフライ大作戦」で2冠を達成したと言います。

ちなみに昨年の「サンキュー大作戦」は箱根3連覇と大学駅伝3冠の「3」→「サン」監督自身の箱根出場回数の「9」→「キュー」とこれまで支えてもらった周囲の人々への感謝の意も込めて命名したと言われています。

この作戦名も結果が出なかったら、ふざけてるとおそらく批判の的になります。
しかし、4連覇して誰もが認めるものになったのではないでしょうか。


今年の箱根は青学の4連覇で幕を降ろしました。
もう明日から来年に向かって戦いが始まっていることでしょう。

今から来年の事を言うのは時期尚早と承知していますが、あえて言うならば、来年の戦いは今回2位に甘んじた東洋大学がかなり青学を苦しめる展開になるような予感がします。

その理由は今回のメンバーの内訳にあります。
東洋大学は10区のうち、4年生が1人、3年生が2人、2年生が3人、そして1年生が4人という構成でした。
対する青学のメンバーは4年生が3人、3年生が5人、2年生が2人、そして1年生は1人もいません。

選手層の厚い青学ですから一概に言えないかもしれませんが、この事実は東洋の酒井監督が将来を見据えて戦っているからです。実際に、力量がほぼ同じ選手がいた場合、学年が下の選手を抜擢するそうです。

そんな事を考えると、来年の箱根も楽しみになり、今から「ワクワク大作戦」です。
毎年フレッシュな選手が活躍する姿を見せてくれる箱根駅伝には「サンキュー」と言いたいです。

また強い選手に注目が集まる一方で、タスキをつなげられない繰り上げスタートのシーンはいつ見ても目頭が熱くなります。そんな筋書きのないドラマにファンは魅了され「ハッピー」な気持ちになります。
 
来年も若者たちが繰り広げる素敵なドラマにまた感動したいと思います。