先日出張先でのことです。

車で走っていたところ、行く先の場所を探していてUターンをしようとした時です。

縁石があることはわかっていたのですが、ギリギリ行けるんじゃないかと思ったその瞬間「ガリガリ」と嫌な音が。
「あーしまった。やっちゃった」
降りてみてみるとタイヤに傷がありました。5センチくらいもげていました。
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タイヤの腹の部分は弱いと聞いていましたが簡単にゴムがはがれていたのには驚きました。

当然ホイールにも傷がついてしまいました。
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急ぐとろくなことがないですね。

やってしまったことは仕方ありませんが、仕事を終え名古屋に帰らなくてはいけません。
実はこの場所、名古屋からは300数十キロ離れたところです。

このまま高速道路を走って大丈夫か?という不安が頭をもたげてきます。

トヨタ系のディーラーに勤める友人に、連絡し事情を話し相談しました。
念のため、写真も送りました。

答えは、「たぶん帰ってこれると思う」でした。
ただ、「両手でハンドルをしっかり持つこと、スピードは80~90キロで来た方がいい」と言われました。

少しほっとしたのと同時に、緊張感も感じました。
普通に走っても4時間半くらいかかる距離です。

はじめは恐る恐る80キロくらいまで加速します。
30分くらい走行したところで給油のためガソリンスタンドに立ち寄りそこのスタッフの方にも、タイヤの状況を見てもらい診断してもらいました。
するとやはり「たぶん大丈夫だと思う」とのことで安心感が増しました。
ただ「エアが抜けてきたりゴムがはがれた部分が膨らんでくるとバーストの危険性があるので、時々タイヤの状況をチェックすると良いですよ」とアドバイスをいただきました。

緊張しつつ、両手でハンドルをしっかり握り、名古屋まで無事帰還することができました。

遠方でのトラブルは大変だということを実感しました。
それも自分の運転が招いたわけですから、「決して無理をしてはいけない」「焦らない」ということを改めて心に刻みました。