衆議院選挙の結果が出た。自民党が単独過半数をはるかに超える261議席を獲得した。

自民圧勝という安倍首相のストーリーどおり、いやそれ以上の結果だったかもしれない。
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一時は小池知事が希望の党を旗揚げし、民進党が合流の方向になり、野党連合ができると自民劣勢かとまで報じられた時期もあった。

しかし、民進党との合流の中でリベラル派を「排除します」と発言したことから、流れが大きく変わることとなったと言われている。
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民進党の前原代表は決断の理由として「自民党から政権を奪うためには何でもするんだ」といい民進党の解党に舵を切った。ただ小池氏の踏み絵の前にその野望は崩れ去ってしまった。

多くの民進党議員が行き場を失い路頭に迷いかけたが、枝野氏が立ち上がり立憲民主党を起こしその受け皿となった。
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そんないきさつで立ち上げた立憲民主党が希望の党を当選者数で上回ったのだから皮肉な結果と言える。


東京都では1勝22敗とまさに希望の党は惨敗した。まるで都議会の返り討ちにあったようだ。
参謀で小池氏が守ってきた10区から立候補した若狭氏も落選し、バッジを外すこととなった。
希望の党としてはまさかの展開だろう。
それもこれも例の発言が大きく影響しているという大半の見方である。


自民圧勝だが、これは決して安倍さんを認めたというわけではないと思う。
森加計問題は何も解明されておらず、改憲についても国民の理解を得られていない。
護憲派の立民が第2党になったことが、国民の意志の表れではないだろうか。

今回は相手の失策で勝ちを拾ったようなものであることを理解しておいていただきたい。

振り返れば解散前にも多くの閣僚たちが「失言」問題で辞任に追いやられている。
言ってはいけないことを言ってしまうと「失言」ということになるのだが、頭に思ってもいないことが口から出ることなどない。つまり日ごろ思っていることが何かの拍子にぽろっと出てしまうと理解している。

たった一言で地位を奪われ、下手をすると職を失ってしまうから恐ろしい。

今回も多くの希望の党に入党した元民進党議員が浪人生活することになってしまった。

希望の党から立候補しながら、党の方針に異を唱える議員もいる。
選挙直前に都民ファーストから離脱した都議会議員もいる。
そんな事も国民から見れば、まとまりがない、任せて大丈夫なのか、と不安要素が多かったと言える。

小池知事はこれからいばらの道になるだろう、都議会でもかじ取りが難しくなることは必至だ。

かなりダメージを食らった希望の党はこれからどうなるのだろうか、また野党の連合はどのようになっていくのだろうか。

少なくとも我々国民の希望の灯だけは消さないようにしてもらいたいことを切に願うのみである。