父の名前は「和夫」という。
昭和2年生まれだから昭和の「和」をとって付けたのだろうと思われる。

おそらく世の中に「和夫」という名前の人は相当数いるに違いない。
パッと浮かぶ人で、徳光和夫さん、稲森和夫さん、志位和夫さん、財津和夫さんなどがいる。

「和」という感じはとても書きやすく、バランスのとりやすい字だと思う。
また画数も少なく、小学校低学年で習うので読めないという人は皆無だろう。

また、それと同様に昭和の「昭」の字もよく使われている気がする。

僕の小学校の同級生に「和昭」という名前の男の子がいたが、よく考えてみたら昭和をひっくり返した名前だ。

また、同級生の父親で「昭三」という名前の方がいた。
感のいい人なら、もう想像がつくかと思うが生まれ年は昭和三年だ。

他にも和男、和輝、和利、和義、良和などなど和の字を使った名前がやたら多いように思う。

女性なら「和子」さんや「和美」さんも多い。また「和枝」さんも。

それだけ「昭和」という元号に皆愛着があったということなのだろうか。
それとも名前に使いやすい漢字という理由なのだろうか。
「和」の響きがいいのだろうか。


昭和から平成に変わり「平」や「成」を名前に使っているかと言えば、ほとんどそんなことはないように思う。

この違いはいったいどこにあるのだろうか。



そんな事を思いながら、このブログを書いていると海外からニュースが飛び込んできた。

ノーベル文学賞にカズオ・イシグロさんが選出されたというのだ。

またもカズオさん?
カタカナ表記なのは彼が日系英国人だからという事だ。

昭和29年生まれだそうで彼もバリバリの昭和の男である。

本当に世の中に和夫さんが多い。