つい先日、26日に小池都知事が新党を立ち上げた、というニュースをブログの記事にさせてもらった。
そのブログの中で「離党や造反など離れたりくっついたりの筋書きのないドラマが始まる。」と書かせてもらったが、すぐに行動となって表れた。
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27日には民進党の前原代表が「希望の党」との連携を発表したのだ。

実に素早いタイミングに我々は驚かされた。

前原氏の「安倍政権を倒すためなら何でもやる」の精神がまず大きな1歩を踏み出したと言える。
民進党の名前が消えても構わないという並々ならぬ決意のもとの大きな決断だ。

ただ自民党に勝つのは簡単なことではない、人材もそろい実績も豊富で、バックに各種団体ともスクラムを組んでいる。

ましてや、新党となると「寄せ集め集団」だと揶揄される。
方や実績もなければお金もない。にわかに候補を立てるとなると知名度もない。
選挙に必要とされるいわゆる地盤(後援組織の充実)も看板(知名度)もカバン(選挙資金)もないというのが実情だ。

民進党には100億円ほどプールされているという。
お金のない「希望」にとってはとても魅力的に映るだろう。

そして失敗に終わったとはいえ、一度は政権担当した経験のある政治家が多くいる。
経験というのは非常に大きな選択の要素にもなる。

もう20年以上前のことになるが「日本新党」の細川代表が非自民連立政権の首班となり、総理大臣を務めたことがあった。
しかし短命で終わってしまったことを国民は覚えているだろう。
知事経験がある政治家でも、国政となるとまた話が違ってくるのかもしれない。
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いずれにせよ、現在の安倍政権に判定を出すいいチャンスが来たということだ。

安倍首相は、民進党の弱体化、新党の足並みがそろわないうちにさっさと選挙で逃げ切ろうという作戦かも知れないが、描いたストーリーどおりに事が運ぶのだろうか。もしかすると自ら墓穴を掘るという結果もないわけではない。


一方、野党がバラバラでは与党の思うつぼ、何とか塊になって票を集めなくては政権交代はない。

今の自公政権にyesというのかnoというのか、我々有権者は投票日までに意思を決めなくてはいけない。

もう一つ気になるのは公明党の動向である。都議会ではすでに自民党とたもとを分かっている。
小池代表からラヴコールをもらった山口代表だがどのように動くのか。
今時点では当然自民党と足並みをそろえて進むと思うのだが、離党者などが出てくると風向きが変わることになるかもしれない。

また、小池代表は立候補せず都知事の職責のまま選挙に臨むと発表した。
テレビでコメンテーターの方が、小池さんを評して「今や都民ファーストから都民セカンドになってますね」と語っていた。
この辺りも有権者にどのような影響があるのか、ないのか、微妙なところである。


とにかく歴史に残る選挙戦になると思われる今回の衆議院選挙。

ただの傍観者になるのか、意思表示をして選挙結果を楽しむのか。

願わくば、この歴史的な選挙に参加していただきたく思う。