先日、出張で新幹線に乗った時のことです。
シートに座って前方には、乗っている車両の位置を示す図がありますが、何やらあまり見かけないQRコードのシールに気が付きました。
よく見ると、スマ-トホンで運行情報がわかるサイトにつながるようになっているようです。
感心したのは、日本語だけでなく英語、中国語、韓国語などかなり多くの言語に対応していることです。
どんな情報が見れるのか、ちょっと覗いてみることにしました。
トップページはこんな感じで、東京から鹿児島までの区間で、どの新幹線の情報が見たいか選ぶようになっています。
英語のサイトも見てみることにしました。
そして韓国語のサイト。
中国語。中国語は東京、大阪、名古屋は日本語と変わらず同じ表記です。
そして何語なんでしょうか?アラビア文字です。
さすがにこの文字だと何が何だかさっぱりわかりません。
以前はこのようなサービスはありませんでした。いつから始まったかわかりませんが、おそらく来年の東京オリンピックをにらんで世界各国からの来日に備えてのことなんでしょう。
車内のアナウンスも以前は日本語だけでしたが、今はそのあとに英語でアナウンスを繰り返しています。
オリンピックのような世界規模の大きなイベントがあると色んなところに変化が生まれます。前回の1964年の東京オリンピックでは、それこそこの東海道新幹線と東名高速道路が建設されました。東京ー大阪間に国の大動脈となる交通インフラが整備されたのです。
そしてお茶の間のテレビ受像機はそれまで白黒が主流だったのが、これを機に一気にカラー化へと変わっていったのです。
僕はこの時小学1年生でした。東京オリンピックのことで作文を書きなさいという授業があり、確か日本の体操選手のことを書いた覚えがあります。体操種目では多くの金メダル選手がいて感動したからです。つい懐かしいことを思い出してしまいました。
人生の中でオリンピックの自国開催が2度体験できるというのもきっとラッキーなことなんでしょう。