舘祐司の気ままなブログ

2019年04月

2017年に発売された堀江貴文氏の「多重力」という本について書かれていた記事を見ました。
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それによると、「電話してくる人とは仕事するな」なんだそうです。

堀江さんはこの本の中で、自分の時間を大切にすることを訴えています。限られてた時間しかない人生、いつも多動でいるために一番大事なことは、「ワクワクしない時間」を減らしていくことだ、と言っています。その「自分の時間」を奪う最たるものが「電話」だと位置づけています。堀江さん自身「電話に出ないキャラ」を確立しているそうです。相手の方がどんなお偉いさんでも絶対出ないと決めているとのことです。電話は多動力を邪魔する最悪のツールであり、百害あって一利なしとバッサリです。これには僕も同感です。一旦電話で仕事を分断されると、次に始めるときはその続きからではなく、少し前に戻って始める必要があります。それは時間のロスです。もし上司がそんなことをしていたら、自ら部下に時間のロスを作っていることになります。

仕事中に電話を鳴らされると、そのせいで仕事を中断され、リズムが崩れてしまう・・確かにその通りですね。それが大した内容でなかったら、腹が立ちます。今じゃなきゃダメなのか?と疑問が起きます。皆さんもこんな経験あるんじゃないでしょうか?

堀江さんはライブドアの代表時代も、社員とは電話ではなく、メールやチャットで指示を出していて、批判的な意見もあったそうです。

1日の中には、細かいすき間時間がたくさん発生する、そのすき間時間を利用して非同期通信によって仕事を効率的に進めていくのが堀江さん流のやり方のようです。
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前時代の感覚に捕らわれている人は、同時通信でなければ意図が伝わらないと盲信している。そういう人が僕の電話を平気で鳴らし、人の仕事を邪魔するのだ。驚くべきことに、メールやファクスを送った後に「今、メールを送りましたから」と電話を鳴らしてくるバカもいる。(中略)
悪気なく電話を鳴らしてくる時点で、僕はそんな人とは一緒に仕事したくない。僕の時間を奪う害悪だ。
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とまあ、こんな感じです。ほんとそういう人いますね。
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インターネットの大きな功績は、非同期通信を手軽にしたことである。そのおかげでどれだけすき間時間を活用できるようになったか。(中略)
上司に連絡や報告を入れるときに、メールやLINEを使うと怒る人がいるという。「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)は直接電話しろ。だいいち無礼だ」としかりつける上司や仕事相手とは、付き合うのをやめるか、何度言われても、しぶとくメールやLINEでホウレンソウをすればいい。
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相手のことを思って、メールしたら逆に怒られた、なんて経験ありませんか?時間効率を優先していることが相手に伝わらないというのは、悲しいことです。付き合うのをやめることができない相手の場合、あきらめるしかないんですね。

僕はインターネットが仕事で使えるようになった時、電子メールですき間時間を使うことができて、なんて効率的なツールだと大喜びしたことを覚えています。そんな時代になっても、相変わらず電話で仕事をしている者もたくさんいました。相手のことを考えない人たちだなと思っていました。電話というのは自分のみならず相手の時間も使うところが、堀江氏が言うように最悪です。そして、話したことをメモらないといけない。うっかりするとメモをなくしてしまうかもしれません。書き間違えてしまうかもしれません。メールはメモの必要がなく、なくなることもないから時間のロスがないですね。僕は、早い段階からできるだけ活用するようにしてきました。
まだ会社が導入していなかったとき、利便性のメリットがあるから、早く導入することを訴えましたが、当時なかなか賛同を得ることができず、落胆したこともありました。

今日のタイトルにした堀江氏の「電話してくる人とは仕事するな」は端的に物事を効率的に進めることができる人かどうかをふるいにかけているような言葉です。

相手のことを考えるなら、間違いなくメールで連絡することをお勧めします。そうでないと、ある日から突然電話に出てもらえなくなるかもしれませんよ。


友人のI君から「タケノコ取ってきたからおすそ分けするよ」という電話がありました。

そしていただいたのがこれです。もう湯がいてくれていました。
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やはり旬のものをいただくのは、いいですね。
タケノコも香りが実にいいです。

1週間後には、山菜取りに行くと言っていました。この時期、山菜と言えば「コシアブラ」ですよね。
コシアブラの天ぷら最高です。山菜の王様ではないかと、僕は思っています。

タケノコは有難くそして美味しくいただきました。

I君、ごちそうさまでした。

1年前の4月20日から長崎に還暦旅行に行って来ました。あれからもう1年経つんですね。本当に月日の経つのは早いものです。
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還暦旅行に行くことを以前から楽しみにして、この計画をすべて一人でやってくれたN君はもういません。旅行からわずか3カ月半を過ぎて天国へと旅立ってしまいました。

旅行の最終日、すべての日程が終わり空港に向かう途中で、誰からともなく「また来年も行きたいね」という声が上がり、やれ次は北海道だのと盛り上がりました。
しかし、やはり旗振り役がいないとこういうイベントはできませんね。今のところ、次の予定は未定です。
N君は面倒見がよくみんなから慕われていて、本当に素晴らしい男でした。

「やっぱり俺がいなくちゃ、みんな何もできないな」などと天国で嘆いているかもしれません。

ゴルフコンペの幹事は僕が引き受けて、一応何とかこなしています。
そこは彼にも唯一誇れるところです。年間MVPという従来なかったお楽しみも新たに設けて、より楽しみを増やしたりしました。

しかし、旅行の企画、幹事となるとまた話は別になってきます。日程調整や、行先の選定、宿泊先やゴルフ場の予約などやることがたくさんあります。参加人数によっても変動しますから、なかなか大変です。
とは言え、それを彼はやったのですから、本当にありがたかったです。

旅行に行ける日が来るのかどうか、わかりませんが、まずはみな健康でいることが大前提となりますね。


前回はベック・ボガート&アピスを紹介しました。となるとかつてティム・ボガートとカーマイン・アピスが在籍していたヴァニラ・ファッジを紹介しないわけにはいきませんね。

ヴァニラ・ファッジは1966年にアメリカで結成され1970年の解散まで活動していました。グループ最大のヒット曲は1967年リリースの「キープ・ミー・ハンギング・オン」です。この曲は元々モータウンのシュープリームスが1966年にリリースした曲ですが、おそらくヴァニラ・ファッジの方が有名で、僕も長い間彼らの曲だと思っていました。ハードロックに仕上げられたこの曲はロック史の中でも、秀逸な曲の一つではないかと思います。
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改めて、ヴァニラ・ファッジのオリジナルメンバーは、オルガンのマーク・スタイン、ベースのティム・ボガート、リード・ギターのヴィンス・マーテル、そしてドラムスのカーマイン・アピスです。
スタインのオルガンが主体で、アピスのキレのいいドラムが圧倒します。全員がボーカルをできる強みも持っているグループです。
1970年にいったん解散しますが、その後再結成を繰り返し、現在でもスタイン、マーテル、アピスのオリジナルメンバーにボガートの代役を一人加えて活動していると言いますから、驚きです。
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ちなみにヴァニラ・ファッジのメンバーはビートルズのファンで何曲かビートルズのカバー曲を出しています。また、グループ名は当時アメリカで売られていたアイスクリームの商品名から付けられたそうです。

では、ヴァニラ・ファッジで「キープ・ミー・ハンギング・オン」をどうぞ。渋いです。


今回はセレス会に出席のため、山梨県甲府市に来ております。
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第1部は中国事情に精通している経済評論家の石平氏の講演会でした。
一つ目は中国の高度成長の終焉と今後の経済破綻の危険性について語られました。そして二つ目は今の習近平独裁体制についてでした。習近平主席より以前は共産党の幹部らで話し合いが行われて物事を決定するシステムだったのが、就任してからは一人でなんでも決めてしまうようになってしまい、それについて憂慮しているということでした。そして国家主席の任期も2期10年までというそれまでのルールも変更してしまったため、命のある限り交代することはないということになっているそうです。
また、米中の貿易摩擦について、日中関係の今後についてなど大変興味深いお話ばかりで、あっという間の90分でした。その90分の間、石平氏は何かメモ書きを見るわけでもなく、客席の方を向いて、話をされていました。話すことが全て頭の中にあるんですね。大変頭のいい方だと思います。そして日本語も完璧です。たまにジョークも交え有意義な時間でした。

第2部は懇親会です。
いつものように、大石社長のご挨拶です。
冠婚葬祭の業界は今、逆風の中にあり、大変リスクを心配する声が多いのですが、今の講演会を聞き、中国のリスクはそれとは比べものもないくらい大きいことがわかりました。我々のリスクなど小さいものなんだと思いました、と述べられました。
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高らかに乾杯の御発声で、宴の開始です。
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仙台から出席されたM社長さんと記念写真です。
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締めのお言葉も大変面白い内容で感心しました。もし戻れるとしたら、人生の中でどの時代に戻りたいか?という質問からのお話です。

色々と為になる今回のセレス会でした。

 

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