舘祐司の気ままなブログ

2018年10月

プロ野球は、ただいま広島とソフトバンクによる日本シリーズの真っ只中である。2戦行い広島の1勝1分けでヤフオクドームへと戦いの場所を移す。

そんな中その他の10球団は来期に向けて、動きが活発になってきた。
巨人に4年ぶりに返り咲いた原監督は、コーチ陣を一掃した。村田、二岡、斎藤雅樹、井端、大西らが退任となり、代わりに打撃総合に吉村、投手総合に宮本、そのほか水野雄仁、元木大介、鈴木尚広らジャイアンツOBで固めた格好となった。ジャイアンツファンのみならず野球ファンにとっては楽しみな布陣でなないだろうか。

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また、中日は与田新監督のもと新しいコーチ陣の発表があったのだが、顔ぶれには少し驚いた。
まずヘッドコーチに西武、ロッテで監督経験のある伊藤勤氏、投手コーチに阿波野氏、打撃コーチに村上隆行氏、赤堀氏、中日OBの中村武氏とフレッシュな首脳陣に変わる。1軍では波留コーチと奈良原コーチ以外はすべて変わったことになり、ほとんどパリーグ出身者となる。これだけOBが少ないのも珍しいような気がしてとても新鮮に映る。
2軍の方では今年限りで現役引退した荒木雅博氏、浅尾氏などが入り中日OBの門倉氏も復帰した。門倉氏は複数のチームを渡り歩き、海外などで多くの経験をしているだけに、若い選手たちにどんな指導をされるのか楽しみなところである。
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そして注目は、やはりヘッドコーチを務める伊東氏だろう。
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西武の黄金期に不動のキャッチャーで投手をリードし、引退後も西武、ロッテの監督を歴任している。WBCでのコーチ経験もありまさに百戦錬磨といっていい人物である。初経験の与田監督にとっては非常に心強い腹心となるに違いない。

野球ファンの多くから「巨人が強くないと面白くない」という声が聞かれる。そういう意味では、過去12シーズン中、7度のリーグ優勝に輝いている原監督への期待は大きいはずだ。
ドラフトではくじ運に恵まれず、どちらかというと将来を見据えた補強となった。即戦力をトレードに頼らざるを得ない原巨人は、大物釣りを考えているようである。日本ハムのレアード、広島の丸、西武の炭谷銀仁朗、オリックスの中島あたりを狙っているという情報があった。懐が裕福な球団だけにアッと驚くトレードが起きても何ら不思議ではない。
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2018年のシーズンのように1強5弱では盛り上がらない。
野球ファンは最後の最後まで優勝を争うペナントレースを見せてほしいと願っているはずだ。

さて今回は、シャーリー・バッシーの「ゴールドフィンガー」を紹介します。
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若い方にはあまりなじみがないかもしれませんが、映画007シリーズの第3作目となる「ゴールドフィンガー」のテーマ曲として我々世代ならだれもが知っている曲です。
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シャーリー・バッシーはイギリスの歌手で1937年生まれといいますから、もうかなり高齢になっています。イギリスではエリザベス女王から勲章を受けており、最も人気のある歌手の一人だそうです。
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彼女の圧倒的な声量とパンチのが聞いたヴォーカルは「ゴールドフィンガー」にうまくマッチしていました。

007シリーズはご存知英国の諜報員ジェームス・ボンドが大活躍する映画で、派手なアクションとちょっぴりお色気も入り当時大人気でした。
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ボンド役のショーン・コネリーは本当にはまり役だと思います。
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ボンドカーと言われるボンドが使うアストンマーチンがかっこよくて憧れの的でした。
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また映画の冒頭から、ゴールドボディの女性の映像など目を引くものがありました。
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それではシャーリー・バッシーで「ゴールドフィンガー」をどうぞ。


10月25日今年もプロ野球のドラフト会議が行われた。
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今年の目玉はなんと言っても大阪桐蔭の根尾選手と藤原選手、報徳学園の小園選手そして金足農業の吉田投手だろう。どうしてもこの4人に注目が集まる。
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まずは根尾選手、中日、巨人、ヤクルト、日本ハムの4球団競合の末、中日の与田新監督が見事交渉権のくじを引き当てた。ペナントレースが始まる前にまず大きな仕事を達成したことになる。
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また、同じく大阪桐蔭の藤原選手にはロッテ、楽天、阪神が指名しロッテが当たりくじを引いた。
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もう一人報徳学園の小園選手には広島、DeNA、オリックス、ソフトバンクから広島が引き当てた。
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西武以外の球団はこの3人の誰かを指名したことから、彼らの評価の高さがうかがわれる結果となった。

もう一人注目の吉田投手だが、日本ハムが外れ1位で見事に交渉権を得た。thumb-12133-235425-sports_l
しかし、日本ハムの引きの強さには恐れ入る。昨年は清宮選手を7球団の強豪から引き当てている。
古くは2010年早実の斎藤佑樹投手を4球団競合から引き当てた。
2012年にはあの大谷翔平選手を獲得している。ただしこの時は大谷選手が米球界挑戦を表明していた関係で、ほとんどの球団が見送り日本ハムが強硬単独指名して獲得したものだ。
1巡目の指名で吉田投手が残っていたことも幸運だった。

根尾選手は岐阜県の出身で小学6年の時に球団の公式ジュニアチーム「ドラゴンズジュニア」に選出されていたという。中日のユニフォームに再びそでを通すこととなり、強い縁があったようだ。「青い糸」で結ばれていたなどという声もあった。
中日が大物の高校生を獲得するのは立浪和義選手以来じゃないかな。
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将来有望な選手ばかりだと思うが、問題はプロに入ってからが本当の勝負になる。1位で入団しても鳴かず飛ばずの選手も過去にたくさん見てきた。
自己の素質に甘えることなく、さらに高みを目指すことが大切だ。あのイチロー選手のように。
日本のプロ野球の未来は彼らの活躍にかかっている。
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名古屋もここの所すっかり秋めいてまいりました。
昼間は少し暑いですが、朝晩はひんやりとします。
紅葉もそろそろ長野や岐阜県方面から徐々に下ってくることと思います。
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さて今月のカバ丸くんたちは、ハロウィンということで仮装して楽しんでいます。

思えば僕がまだ子供の頃(50年前)にはまだ日本でハロウィンなんて言葉聞いたことなかったような気がします。
いつのころからハロウィン、ハロウィンって大騒ぎするようになりました。
ハロウィンというと、アメリカ留学中の日本人高校生が間違って銃で射殺された事件が思い出されます。あの時アメリカの銃社会が問題化したように記憶していますが、一向に変わっていません。

ハロウィンといえば、仮装ですが、仮装といえば最近ではすっかりおなじみとなった感のあるコスプレもそうですね。名古屋の街を歩いているとコスプレーヤをよく見かけます。
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(2017年大須観音)
これは名古屋で世界コスプレサミットが開催されていることなどからそうなったようです。世界コスプレサミットは2003年に名古屋大須で第1回目が開催されました。世界中からコスプレーヤたちがチャンピオン目指して集合します。なぜ日本かというと、それはコスプレはそもそもアニメのキャラクターになり切ります、日本のアニメ文化と密接な関係にあるのです。
栄の大津通が歩行者天国になり、そこをコスプレーヤたちが占拠するという「ホココス」というイベントがまた11月11日に開催されるようです。
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今年の5月と昨年の5月に出会いました。とにかくすごい熱気です。でも若い子たちが一生懸命衣装を作ったりメイクしたりしているところを見ると、頑張ってるなあと感心します。

アニメは日本が世界に誇れる文化となりました。その文化の一端を担っているのがコスプレーヤの人たちのように思います。
ハロウィンからだいぶ話がそれてしまいました。
ちょっと興味を持たれた方、ぜひ11日に栄へ覗きに行ってください。すごい世界がそこにあります。



17日、沢田研二ことジュリーが公演当日直前に中止を発表し大きな話題となった。
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この件について、ガラガラの客席の前で歌うことはできないという理由だったことから、批判の声やジュリーをかばう声など賛否両論が飛び交った。
9000人収容のさいたまスーパーアリーナで7000人分しかチケットがさばけていなかったらしい。プライドの高いジュリーらしい行動だと称賛する声もある一方で、イベント主催側の責任問題も取りざたされていた。23日に兵庫県の尼崎市で行われたコンサートは1820席がすべて埋まったという。17日中止の余波も関係しているかもしれないが、そのくらいの会場規模ならば難なく満杯にできるという事なのだろう。

ガラガラとは言え7000人ものファンが、チケットを買って会場まで足を運んでくれたわけである。これはすごいことである。その方々に大変失礼なことをしたのではないか。自分のプライドとファンを天秤にかけてプライドを優先したわけだ。

僕はジュリーのことをとても素晴らしいシンガーだと思っている。懐かしの名曲(邦楽編)の第1回で「時の過ぎゆくままに」を紹介させてもらったほどだ。しかし今回のことにはいささか承服できかねる。もっとファンのことを大切に考えてほしかった。この日ジュリーのコンサートを待ち遠しくて楽しみにしていた方が大勢いたと思う。もしかすると仕事の休みを取って備えていた方もいるのでないだろうか。そう考えると、とても残念な行動だった。このことで気持ちが離れてしまうファンがいるかも知れないのだ。

また、イベンターはかなり前にチケットの状況がわかっていたわけで、本人に早く伝えるべきだっただろう。
まさかキャンセルされることはないと高をくくっていたことが、この結果を招いてしまった。
何年か前にも同じようなことがあったらしい。とすればイベンターは過去の前歴から察知するべきであった。最悪の場合、そういうことがありうるアーチストなのだ、と。

ジュリーは現在70歳、いまだ声が出て歌えるということは素晴らしい。ボイストレーニングを続けていることだと思う。80歳までやりたいと意気込んでいるそうだが、もしそれが実現すればすごいことだ。
今回の騒動で「勝手にしやがれ」などという声も上がっていた。僕は「憎みきれないろくでない」なのかな、などと思ってみた。「危険な二人」ならぬ「危険なおじさん」にならないようお願いしたい。

これまでもライブはとても貴重だと言ってきた。それはその時のパフォーマンスは二度と見ることができないからだ。

どうか見ることのできなかった7000人のファンに何らかの形で報いる行動を切に心から願うばかりだ。

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