舘祐司の気ままなブログ

2018年09月

 1971年当時売れに売れた曲がこの「霧の中の二人」です。


マッシュマッカーンはカナダ出身の4人組です。1969年にモントリオールで結成されましたが、1971年には解散しています。

現在60歳くらいの年代の人なら、この曲の題名もしくはイントロを聞いたらすぐに「ああ、この曲ね」とすぐにわかるほど有名な曲です。本国のカナダで10万枚、アメリカで50万枚、日本ではなんと100万枚のビッグセールスだったそうです。

調べてみるとこの曲はいくつかのいわくつきであることがわかりました。

まず、日本のオリコンチャートという音楽のランキングがありますが、邦楽も含めてこのチャートで1位になった洋楽は数少ないということです。その中の1曲です。ざっと挙げてみました。
1968年 マサチューセッツ(ビージーズ)洋楽で初めて1位に輝く
1969年 悲しき天使(メリー・ホプキン)ポール・マッカトニーがプロデュース
1970年 男の世界(ジェリー・ウォレス)チャールズ・ブロンソンが出演したマンダムのCMに使われた。「ん~マンダム」は当時流行った?
1971年 霧の中の二人(マッシュマッカーン)
1971年 ナオミの夢(ヘドバとダビデ)第1回東京音楽祭グランプリ曲
1972年 愛するハーモニー(ニューシーカーズ)コカ・コーラのCMで使われた
1976年 ビューティフル・サンデー(ダニエル・ブーン)日本では田中星児さんもカバー
1980年 ダンシング・シスター(ノーランズ)ディスコで大流行
1983年 フラッシュ・ダンス(アイリーン・キャラ)ご存知映画フラッシュ・ダンスのテーマ曲
1997年 キャンドル・イン・ザ・ウィンド~ダイアナ元英皇太子妃に捧ぐ(エルトン・ジョン)
この曲を最後に約20年間出ていません。
97年のエルトン・ジョンの曲以外はすぐに口ずさめる曲ばかりです。
ナオミの夢」と「愛するハーモニー」は名曲シリーズでも以前紹介しました。

また 原曲は長い演奏のあとにおまけのような形でこの「霧の中の二人」の部分があるそうです。
日本のプロデューサーがラジオで流すのにその前奏部分をカットしてリリースしたところ大当たりしたということです。また原題は「霧」でも「二人」でもない「As The Years Go By」、タイトルの意味がまったく変わってしまうというのは日本ではよくあることですが、この曲もその一つの例でしょう。

残念ながらほぼ1発屋で終わってしまった感じで、もう少し彼らのパフォーマンスを見たかったようにも思います。

1971年後楽園球場でグランドファンクレイルロードのコンサートがありました。あの伝説の雷雨の中のライブですが、その前座でマッシュマッカーンが演奏しています。

先ほどのオリコンチャートに戻りますが、1971年1月11日のチャートです。
1位 霧の中の二人 マッシュマッカーン
2位 悲しき鉄道員 ショッキング・ブルー
3位 男の世界 ジェリー・ウォレス・・・と上位3曲を洋楽が締め4位に「走れコータロー」、日本の曲が続き16位にビートルズの「レット・イット・ビー」17位にオリジナル・キャストの「ミスターマンデイ」などが入っています。
僕が洋楽に目覚めた年なので、とても懐かしく思い出されます。

ロックというよりも軽快なポピュラーソングといった曲でしょうか。親しみやすく日本でウケたのも何となくうなづけます。
それではお聴きください。マッシュマッカーンで「霧の中の二人」


来年からゴルフのルールが一部改正されます。

一部と言っても今回結構変更される部分が多いので、大改革と言ってもいいでしょう。

まずはコースエリアの呼称が変わります。
ティーインググラウンド→ティーイングエリア
スルーザグリーン→ジェネラルエリア
バンカー(変わらず)
ウォーターハザード→ペナルティエリア
パッティンググリーン(変わらず)
golfrule2019-9

距離計測機器の使用が認められます。いわゆるナビの使用が解禁になるようです。
そしてボールの捜索時間が従来5分までだったのが3分までとなり、見つからない場合はロストボール扱いになります。
また、ドロップする場合従来肩の高さからだったのが、膝の高さからでよいという事になります。
cbe4ce66748363571dcab6284286f33863c42c35_xlarge
これはなるべく再ドロップをなくすためです。
偶然2度打ちしてしまうことがまれにありますが、これも罰の対象から外されます。無罰でそのままプレイできます。ストロークした球がプレーヤの体に当たっても罰にはなりません。
バンカー内に球がある時、2打罰でバンカーの後方にドロップすることが認められました。
golfrule2019-4

ペナルティーエリア内ではクラブのソールを地面につけるとペナルティーがありましたが、これも無罰になります。そして、パッティンググリーン上でパットをする場合、旗竿を立てたままパットすることができるようになります。旗竿を抜きに行く時間が省略されます。
また、ティーショットを打ち終わりセカンド地点まで来てからボールが見つからないことや、OBになっていたりすることがあります。本来は打った地点まで戻って打ち直しとなりますが、これも2打罰を加え、ボールの紛失した近くの場所からドロップしてプレイが認められます。従来ローカルルールで行ってきたことが正式に認められたことになります。
images
ただしプロの試合や競技では認められません。

他にもまだありますが、概ねこんなところが主だった改正点です。
こうしてみると、むやみに罰を加えるのではなく、プレイの進行を促進するための改正のように感じます。罰は科していませんが、ストロークは40秒以内を推奨するという項目も新たに加わりました。
index

プレイ中待ち時間が長いといいことはありません。そういう意味では、プレーヤ全員が速やかなストロークプレイを目指してゴルフを楽しむことは大変いいことだと思います。

従来のルールがなかなか抜けきらないとは思いますが、新しいルールをしっかりと勉強して正しいルールでプレイを楽しみたいと思います。

知っていないと変なところで恥をかくことになるかもしれません。
2019年1月1日から施行されますので、それまでに少しずつ勉強して備えましょう。



レッドツェッペリンのライブフィルムコンサート「狂熱のライブ」を見てきました。
20fa951738ac1136d6d865910d736feb

場所は名古屋駅ささしまライブのZepp Nagoyaです。

1973年ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンでのライブ映像(全11曲)を中心にイメージ映像を混成した編集となっています。
1976年にニューヨークで世界初公開された後、1977年に日本でも上映されました。

入場すると配布されたのがなんと耳栓です、なんか笑えますね。ちょっとしたパフォーマンスなんでしょうか。 
E4210D8C-FE53-475E-9772-8B190760D37F

ジョン・ボーナム、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジミー・ペイジそしてロバート・プラントの4人が躍動して最高に輝いていた時代の映像です。

ロビーには昔の写真が展示されていました。
B35BBE56-480C-42A7-877A-6608379DD641

F29EA769-3E7B-44E7-ADF2-89FCC267A5F8

4FA87954-3842-4F92-869D-DDD047E0D7D0


Tシャツやグッズの販売コーナーも。
C17B18F7-18A2-47B9-A1D9-2BA0854F5DB8

A8D8A67C-803A-48C4-A0A1-22AE168E3ADA

来日公演の時のポスターの復刻版が販売されていました。
B2A50414-E142-4958-B2F1-3E666A874FF3

FA7F532F-63B1-4B1F-9C94-0E7EEC217E04

会場内はこんな感じです。
6C61CE27-CC03-4CA6-8D82-B5BD754928B8

ジミヘンの映像がちょっとだけ流れていました。
0321777F-2856-444D-8AEB-090BF52EFE13

1F297E43-B1A8-4650-A70F-60B6C77F7D2F
ジミヘンの上映会が催されるようですが、残念ながら名古屋では開催されません。(泣)

ドリンクコーナーではスペシャルドリンクとして「天国のハイボール」を迷わず購入。ま、普通のハイボールでしたけど。(笑)
18CFC977-B665-4A46-8529-680B9FE44C1D

ポスターの前でパシャリ。
43584C81-5190-47DF-8733-7678FB7303A8

映像は最新のデジタル・リマスタリング技術で40年以上前の映像とは思えないくらいとてもきれいでした。音響は大音量のPA音響システムを使用しているのでそれは迫力満点です。

曲は「ロックンロール」で始まり「ブラックドッグ」と続きます。曲は最高にいいのですが、ロバート・プラントの歌声が少し弱いです。楽器に負けているのか、デジタルマスタリング編集でそう聞こえてしまうのか、わかりませんがちょっと物足らなさを感じます。まだエンジンがかかっていないのでしょうか。

圧巻はなんと言ってもやはりジミー・ペイジのギタープレイですね。さすがに世界の三大ギタリストと言われるだけのギタリストです。
そしてロバート・プラントも見せてくれます。ハイトーンボイスに独特のうねりのような抑揚を付け、叫ぶようなボーカルは誰にもまねのできないボーカルパフォーマンスです。
ドラムスのジョン・ボーナムも負けてはいません。その三人に比べやや影が薄い感じのベース、キーボードのジョン・ポール・ジョーンズですがしっかりと支えています。
ある曲の時、ジミー・ペイジの独断場になりました。暴走と言うか独奏状態になり、ほかの三人は置いてけぼりのような感じです。その時ボーナムとジョーンズは目を合わせて苦笑いしていました。たぶん「またいつもの奴が始まったな」というところなのでしょうか。一見バラバラになったような感じのする演奏が、ここぞというタイミングでバチっとそろえてきます。さすがに超一流プレーヤのハイレベルさを見せてくれます。

ジミー・ペイジが手をかざすと音が鳴る楽器にはまっていたのか、途中でその楽器から出す音とプラントの生の歌声とで競うようにやり取りする場面がありましたが、機械対生身の人間ということでなにかプラントが気の毒に思えました。
競うと言えば、ステージ上で4人が戦っているようにも見えました。それはケンカではなく、プレイ上でのハイレベルな戦いです。その場での即興プレイなども多々あるようです。それでも4人はうまく融合しあいちゃんと曲を演奏していくのです。やはりスーパーグループです。
また、ジミー・ペイジはバイオリンの弓を使ってギターを演奏する場面がありました。レベルの高いところになると、普通のギタープレイでは物足らないのでしょうか。

最も感動したのは、「天国への階段」のところでした。目の前でプラントが歌いペイジがギターを弾く、ライブで見たかったなと感じた瞬間でした。

そして締めくくりは「胸いっぱいの愛を」ツェッペリンと言えばこの曲と言う方も多いと思います。
この辺りになるとプラントも絶好調になり雄たけびのようなボーカルが会場に響き渡ります。

ただちょっと残念に思うのは、ライブ演奏の映像とイメージ映像をかぶせているところです。初めからわかっていたこととは言え、僕にはイメージ映像は必要なかったです。これについては賛否両論あるそうですが、僕が一番望むのはツェッペリンのプレイを見ることです。

他にもドキュメンタリー映像で、裏口から不法にコンサート会場に侵入する映像、警察がトラブルを起こした客を外につまみ出したり、ロビーで許可なくポスターを販売していることを知ったツェッペリンのマネージャー、グラントがアメリカのプロモーターなのか責任者に怒り抗議しているところ、銀行に預けてあったギャラが入った金庫が盗まれたこと(グラントの持ち逃げ?)などは、面白いと思いました。空港でのメンバーたちのリラックスした自然な姿も貴重な映像でした。

7月にこのライブコンサートのことを知り、ブログに書きました。
その時は少し迷っていましたが、結果として行ってよかったです。

撮影スポットが用意されていましたので、記念にパシャリと。
A3CCCA1E-BADE-48EB-9D5D-DAA1CC9E9DBF

とにかく、ロバート・プラントとジミー・ペイジが最高にかっこよかったです。


友人N君の葬儀から早ひと月経ちました。早いものです。時のたつのが年々早く感じます。

思いがけなく奥様から返礼品が届き、そのお礼を伝えようと電話をかけました。

奥様とは15分ほどお話ししたでしょうか。
まず通夜葬儀ともに大勢の参列者が来て下さったことに驚かれていました。式場に入りきらなくロビーも溢れ階段までお焼香の列ができていたそうです。後から聞くと駐車場もすべて満杯状態になっていたようです。それもこれもみなN君の人柄に尽きると思います。住職の方からもそんなお話をいただいたとおっしゃっていました。
彼は豪快さと繊細さを併せ持っています、そしてとにかく面倒見がよく優しい性格の持ち主です。気配りが本当によくできる男で、おそらく彼を嫌う人はまずいないだろうと思います。

毎月のゴルフコンペの世話役を担当してもらいました。ゴルフ場の予約やメンバー表の作成など、僕が幹事を引き継いでみて彼のやっていたことがよくわかりました。
今年の春に行った長崎還暦旅行の段取りもほとんどすべて彼がやってくれました。僕らはそれに乗っかって行っただけです。誰より楽しみにしていたのも彼だったので実現できて本当に良かったと思っています。みんないい思い出になりました。

奥様から、ゴルフの時に使っていた帽子やウェアがあるのでもし使っていただける人がいたならお譲りしたいのですが、とお話がありました。ただ捨ててしまうのは忍びないのでしょう。快くお引き受けし、また後日改めて引き取りに伺いますのでまとめておいていただくようにお願いしました。

ゴルフの時の写真などきちんとアルバムに整理されていたようで、彼の几帳面さがうかがわれます。

奥様から僕のブログの話になりました。
8月6日に彼の死の第一報を受けた時のことを書いたブログです。
「ブログ読ませてもらいました。いつも長文ですごいですね」と言われました。生前お二人で読んでいただきそんな話をしていたということでした。Nくんからそういう話を聞いたことがなかったので、僕にとっては初耳です。
僕はそのブログの内容が、若い時の本当につまらない話題を載せてしまったので、奥様には申し訳ないです、とちょっと恐縮しました。
「そんなことないですよ」とフォローしていただいたのでホッとした次第です。

たまたまつい先日中学時代の同級生M君とばったり会いました。そのM君は葬儀には参列していませんでしたが、「Nくん亡くなったんだね」とそのことは伝わっていました。M君は彼と小中学校とも同窓生です。そして僕がブログに載せたことも知っていました。~そんなお話もしました。

他にも僕の妹が亡くなったことや、法事のことなどお話しして終えましたが、今は大切な家族を亡くし心にぽっかりと穴が開いた状況だろうと推察いたします。それが埋まる日がいつ訪れるのかはわかりません。お辛いとは思いますが、これからもまだ人生は続きます。少しずつ切り替えていくことが必要になってくるのでしょう。

その電話を切った後、家のかみさんと自分らの終活についてもそろそろ考えなくちゃいけないかな、ということになりました。



9月に入り朝夕はかなり過ごしやすくなってきました。
11日の名古屋の最低気温も朝方ついに20度を割り、最高気温も26度台と涼しい1日となりました。

北海道の稚内では最低気温が0度を下回り冬日を記録したそうです。

着実に秋の気配が漂ってきています。

ちょうど1年前の9月9日のブログにも同じように、気候が秋らしくなってきたことを記事にしています。

ただ、そのすぐ後に残暑がぶり返してきたと書いています。
このように今、季節の変わり目に入り、体調を崩しやすい時期でもあります。また、僕はつい2,3日前からくしゃみと鼻水が出るようになりました。原因は花粉だと思われます。実に敏感な鼻でいいのかどうかわかりません。

冬から春に変わる時「三寒四温」という言葉で表される現象があります。寒くなったり暖かくなったりを繰り返しながら、春に向かっていく様子です。

まさに今はその逆で暑かった夏から涼しい秋にそして冬に向かっていきます。
急いで長袖の服を引っ張り出して着てみたら、また急に暑くなったりします。
そうかと思うと、急に冷え込んだりするときもあります。この時期の服装は難しいですが、臨機応変に対応できるような服装を準備しておくといいかもしれません。

気になるのは、地震の被害にあわれた北海道の方々です。自宅に戻れなくなり、避難所で暮らす方々は寒い時期になると暖房などまた大変ご苦労されることになると思います。自衛隊の方には一刻も早く仮設住宅など居住空間の確保をお願いしたいです。




このページのトップヘ