舘祐司の気ままなブログ

2018年07月

以前にもありましたが、またこのブログにたくさんアクセスがあります。
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また新幹線がストップしたのでしょうか。おそらくあまりニュースになっていないだけで、台風12号の影響などで一時運行を見合わせたり、徐行運転でダイヤが乱れたりしていたのでしょう。
新幹線は仕事柄この30年間よく使わせてもらっていますが、本当に時刻通りに発着しほとんど事故なども聞いたことがなく、素晴らしい乗り物だと思っています。

ただ一度だけ、2000年の東海豪雨の時にたまたま乗り合わせて、一夜を過ごすことになった経験があるだけです。
その時のことを昨年の6月にブログに書きました。

とても便利で快適な乗り物なのですが、これがひとたび停車してしまうとただひたすらじっと車中で待つしかなく、せいぜいスマホで情報を取るくらいのことになってしまいます。「新幹線」「停車」のようなワードから、そのブログにヒットするのでしょう。

今年の3月頃まで、こういうことはありませんでした。それ以来3回目の出来事です。
これほどまでに新幹線が停車してしまうのは珍しいことだと思います。

新幹線も集中豪雨や台風といった自然の猛威にはかないません。
そういう観点からすると、トンネルの多いリニア新幹線は気象変動に強い乗り物となるかもしれません。
今は夏休みの真っ只中で、旅行など出かける人の数が普段よりも多い時期です。
お盆休みなどもはさみます、スムーズに運行していただけると良いのですが、万が一遅れや運行停止などのトラブルが発生すると、楽しい思い出をつくるはずが辛く苦しい旅となり最悪です。

そんな風にならないことを祈るばかりです。
もしそうなった時は、水と食料の確保をお早めに。
出発前にわかれば、勇気をもって中止することも賢明な考え方だと思います。

最近「田上大喜」くんという若者が注目されている。
先日テレビで特集されているのをたまたま見たが、若干18歳ながらすごい若者がいるということが分かった。
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マスコミで取り上げられているようなので、もうすでにご存知の方も多いと思うが、改めて少し紹介する。彼は『蚊』の研究者で世界から注目されているという。

父親の仕事の関係で、アメリカシカゴで1999年に誕生した。
その後オーストラリア、シンガポールと海外生活が続いた後、中学生、高校生時代を日本で過ごしている。

そして現在彼は、アメリカのコロンビア大学の大学院の医学部の脳科学センターで、ショウジョウバエの脳の神経幹細胞について研究をしているということだ。
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彼には妹がいて、蚊に刺されやすくて困っていたそうだ。家族の中でなぜ妹だけが刺されるのか?疑問に思い研究が始まった。
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研究の結果、「足裏常在菌」の量が関連していることを発見し発表して話題になったという。
例えば、除菌シートなどで足裏の常在菌を除菌することで刺されにくくなるようだ。
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しかし、その研究のためには涙ぐましい努力があった。4千匹の蚊を家の中で飼育して実験を重ねていたそうだ。人の血を吸うのはメスだけで産卵のためにその行為を行うそうで、時には自らの血を蚊に吸わせることもあったという。

2016年高校2年の時に、3年間にも及ぶ蚊の研究レポートが賞に輝き世界から一躍注目を浴びることとなった。

しかし、蚊の世話と研究で日々追われほとんど遊ぶ暇もなく過ごしてきたそうだ。
また、研究や勉強することが根っから好きなようで親から勉強しなさいと言われた事はないそうである。勉強する場所は自分の部屋でなくリビングだったというのも興味深い。

現在、家族と離れアメリカで単身暮らしている。蚊の世話は妹がやってくれているそうで、大変申し訳なく思っているというあたりは彼の優しさが感じられる。

番組の中でコメンテーターとの会話のやり取りはとても丁寧で言葉遣いも好感が持てた。好青年であることには間違いない。

蚊というのは、マラリアやデング熱などの媒介をするとして、人間界からは厄介者扱いをされている。シンガポール時代に駆除されているのを見てかわいそうに思ったという、蚊は自らの種の保存のため人の血を吸うのであって、決して菌を媒介するためではないのだと。将来的に人と蚊が共存できる社会を作りたいと、優しい一面が垣間見える。

将来ノーベル賞候補になる可能性が高いと言われている。

スポーツの世界では、卓球やテニス、バドミントンなど若い世代の活躍が昨今とても目立っている。
サイエンスの世界でもこのような若者のニュースは心が躍る。



この週末にかけて、台風12号が日本に上陸する見込みです。土日はどうやら雨模様です。
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そのおかげで猛暑はひと休みとなりますが、東海から関東の各所でゲリラ豪雨の可能性が予想されています。また、上空に寒気が入る見込みで大気が不安定になるということです。雷や竜巻などの恐れもあるので注意が必要です。

気になるのは、西日本豪雨の被害にあった地域です。まだ片付けが済んでいないところが多いと思います。そこへ雨が降るとまた、川の氾濫など気になります。堤防の復旧も完全に終わっていないところもあるかと思います。避難所で暮らす多くの方々はまた不安な夜を迎えることになります。

土砂崩れのあったところなどは、すでに地盤が緩んでいるためさらに警戒が必要になります。

また、この時期花火大会や音楽野外フェスなどイベントの予定が目白押しの終末です。
大会関係者は中止にするのか開催するのか、難しい判断が迫られそうです。

ここまで準備をしてきて開催したいところでしょう。また、お客さんも期待しているに違いありません。しかし、開催して事故につながっては元も子もありません。台風というのは本当に厄介者です。

今年は西日本の広い範囲で水の被害にあっています。川の近くには決して近寄らないこと。避難指示が出た場合は速やかに非難すること。同じような災害を繰り返すことの無いように注意が必要です。
いずれにせよ、甘く考えると大変なことにつながります。最大限の警戒をしなければいけません。
山や川へのお出かけの予定は中止されることが賢明です。


今や日本人の7割以上の人が持っていると言われているスマートホン。便利さゆえに、どんどん普及率は上昇している。
ただそうなると、問題も発生してくる。画面が大きいだけに落下した時にヒビが入って見づらくなってしまうこともその一つである。
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皆さんも一度や2度くらいそんな経験がおありではないかと思う。

そんな方のために朗報が出た。スマホ専用のエアバッグ付きケースが話題になっている。

スマホの四隅からにょきっとツメのようなものが現れ、スマホを落下の衝撃から守ってくれるという。
「ADcase」というネーミングだ。
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本当にそんなことできるの?と疑いたくなるような話だが、その動画で確認することにしよう。
 

確かに地面にスマホが落ちる寸前にツメが出てクッションの役目をしている。
そして、ガラス面が守られるという訳だ。にわかには信じがたい気もするが、現実に

この画期的なツールを考案したのは、ドイツの大学生でフィリップ・フレンツェルさんである。
きっかけは3年前に自分のスマホを落としてしまい、本体が割れただけでなく中のデータもすべて失うという痛い目にあったことだった。市販のケースでは満足するものがなく、それならと自らの手で作ることにしたそうだ。まずフィリップさんは落下を感知するセンサーを搭載した仕組みを考案した。そして最終的にバネ式のものが採用されることになったとのことである。  


現在、Kickstarterでのデビューを準備中とのこと、年内には市場に出回るのではないかと言われ、価格は6000~8000円くらいが予想されている。

落下防止としてはケースに指を入れるリングが付いているタイプのものがある。現在のところよく利用されているのを見かける。ただ、リングの部分が邪魔になるので使わないという人もいると思う。
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僕もケースはできるだけ本体の薄さを損なわないものがいいと思っている。分厚くなってしまっては、本末転倒のような気がするからだ。
しかし、落としてガラスがバリバリになるのも困る。絶対に落とさないという自信もない。

さてこの「ADcase」、あなたは使われますか?


前回クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングの話題が出たことから、今回は彼らの「ティーチ・ユア・チルドレン」を紹介します。
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この曲は、映画「小さな恋のメロディ」の挿入歌として有名です。
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余談ですがこの時のマーク・レスターとトレーシーハイドは可愛かったですね。

1969年元バッファロースプリングフィールドのスティーブン・スティルスと元バーズのデヴィッド・クロスビーにホリーズのグラハム・ナッシュが加わり、グループが結成され、クロスビー、スティルス&ナッシュのグループ名でアルバムを発表しています。アコースティックギターに美しいコーラスというスタイルはすぐに人気になりましたが、もっとロック色を強めたいと、もう一人加わったのがニール・ヤングでした。4人になりグループ名をクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングとしたのです。

元々人気と実力を兼ね備えた彼らですから、商業的にも成功をおさめます。
しかし、それも長続きはせず結局ニール・ヤングは1年間在籍したのち、グループを去っています。

実力のある者が集まってできたスーパーグループと言っても過言ではありません。

スチールギターの優しい音色と彼らの繊細なハーモニーがマッチングした名曲です。
それではお聴きください。

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