舘祐司の気ままなブログ

2018年06月

今回ご紹介するのは、「ロール・オーバー・ベートーヴェン」マウンテンです。
前回のハードロックの王、ディープ・パープルに引き続き、今度はアメリカを代表するグループです。
mount3

この曲は、ご存知ロックンロールの代名詞とも言われるチャック・ベリーが1956年に発表したカバーです。
多くのミュージシャンにカバーされており、あのビートルズのヴァージョンもよく知られています。
ちなみにこの「ロール・オーバー・ベートーヴェン」の邦題は「ベートーベンをぶっ飛ばせ」です。
なかなか過激ではありますが、見事な訳だと評判です。
z6505

マウンテンはアメリカのハードロックバンドです。巨漢ギタリストのレスリー・ウェストとベーシストのフェリックス・パパラルディが出会ったことからこのグループが生まれました。
パパラルディはあの伝説グループ、クリームのプロデュースを手掛けていたことで知られています。
1969年に開催されたウッドストック・フェスティバルに出演したことから注目されました。
leslie_west

初めてこの曲を聴いた時、あまりの音の分厚さに驚きました。当時ヘヴィロックという言葉がありましたが、まさにその代表格だと言えます。グランド・ファンク・レイルロードとともにパンチのあるロックバンドです。

この曲は彼らのサードアルバム「悪の華」に収録されていますが、シングルカットはされていないようです。当時はラジオでよく聴きました。日本ではかなりのセールスを記録したと記憶しています。

それでは「ロール・オーバー・ベートーヴェン」マウンテンです。

コロンビア戦で歴史的な勝利を挙げた日本だが、そのことにもまして世界のメディアが大きく報道していることがある。

それは、日本人サポーターの試合後の「ゴミ拾い」である。
mig

この「ゴミ拾い」は4年前のブラジル大会の時も話題になった。
そして今回も「サムライブルーのサポーターがまたやった」と感動と称賛の声が上がっている。

そしてこの行動が素晴らしいと、うれしいことにコロンビアやセネガルのサポーターたちにも飛び火し、「ゴミ拾い」の輪が広がっているという。
0913e326

X1QuRAFxwz

ある国では「この公共心のために日本代表チームに勝ち点3をさらに上乗せするべき」などという意見も出ているとか。

日本人サポーターのマナーは世界一と言っても過言ではないだろう。

しかし、日本人が昔からマナーが良かったわけでは決してない。
今から30年~40年ほど前の1970年代~1980年代、高度成長時代になると急激に日本人の海外旅行者が増加していった。
すると世界のいろんなところで日本人のマナーの悪さが問題になってきたのだ。中には「アジア人立ち入り禁止」というあからさまなお店もあったという。一応アジア人としているが完全に日本人がターゲットだったようだ。
その状況に危機感を持ち、マナーアップのために国を挙げて対応してきたのだ。
そして私たち日本人は世界に通用するマナーを徐々に身に付けてきた、とされている。

そんな時代を知っているだけに、このサポーターたちのマナーの良さは日本人としてうれしいし、とても誇らしい。

コロンビア戦で決勝ゴールを決めた大迫選手を称賛する言葉として「大迫ハンパない(って)」がいま急速に広がりを見せている。
d8f7fe47-s
ちなみにこの顔は大迫選手の顔ではない、似てないなあと思っていたら下記のようなことであった。
この言葉のルーツは2008年度の全国高校サッカー大会にあった。
準々決勝で大迫選手が所属する鹿児島城西対滝川二の試合があり、6-2で滝川二が敗れたのだが、主将の中西君が試合後のロッカールームで号泣しながら「大迫、ハンパないって! あいつハンパないって! 後ろ向きのボール、めっちゃトラップするもん。そんなんできひんやん、普通」と叫んだ。c961d771
この映像が動画サイトなどで拡散したことから広がったそうだ。
なるほど、中西君の鳴き顔だったのだ。それなら納得である。

ブームに乗るのが早いとされている熊本県警が早くもこんな電光掲示板を出しているとツイッターで話題になっている。
DgH_hWuU0AAbZZe

この「大迫ハンパない(って)」は早くも年末の流行語大賞の候補だとささやかれているとか。

ものすごい勢いでこの言葉が拡散しているということが面白い。

この勢いで次のセネガル戦でも「ハンパない」活躍を期待してしまうのは僕だけではないだろう。
こうなったら世界中に「大迫ハンパない」を広めてほしいものだ。

日本初戦勝利の興奮がまだ冷めやらぬ中、とんでもないニュースが飛び込んできました。

グループHのもう一試合、ポーランド対セネガルは1-2でセネガルが勝利を収めたのです。ランキングから言えばポーランド8位に対しセネガルは27位と完全に格上を食った感じです。dcd2b679-ad31-cc32-a6ec-f70fc0eca69e
そのおかげで日本が暫定1位となっています。

今回のW杯は本当に何が起こるかわかりません。番狂わせのオンパレードです。
ブラジルが入っているグループEでは4チーム中最もランキングの低いセルビアが勝ち点3でトップに立っています。
まだ1試合行っただけですので、何とも言えませんが、下克上が起こる可能性大の予感がします。

まずグループAの開催国ロシアは2連勝で勝ち点6を上げましたので、グループリーグ突破はほぼ手中に収めたと言ってもいいんじゃないかと思います。2018062001000873
ロシアチームは開催国枠で出場できていますが、出場国の中で最も低いランキング70位ですから、今回ここまで注目の的です。大会前には、チーム状態が悪くかなり悲観的な予想をされていたようですので、ロシア国民が一番驚いているかもしれません。

一方初戦でまさかの敗戦をしたドイツですが、このショックからどう立ち直すかが見ものです。
また、ブラジルもまだエンジンがかかっていないのか、それとも試合巧者のスイスが抑え込んだのかわかりませんが、まだ本調子でないように見えます。

そんなわけでどのグループも予想通りにいっていないことで大変面白くなっています。
今回のW杯、まったく予測不能な大会の様相を呈してきました。

日本は25日セネガル戦を迎えます。
勝った方は勝ち点6になり、ベスト16に大きく近づきます。

まったく予想していなかったコロンビア戦の勝利により、夢が膨らんできました。

サッカーワールドカップ2018ロシア大会が6月15日より始まりました。
s-worldcup-title

地元開催国のロシアはサウジアラビアとの初戦を5-0と大差でか勝ち点3を獲得し、いい滑り出しです。

大会前の優勝予想は、ドイツとブラジルが断トツで2トップ、続いてフランス、スペイン、アルゼンチンまでがトップ5だそうです。

そのドイツがメキシコにまさかの敗戦という番狂わせがありました。こういうことがあるから試合はやってみないとわかりません。
m_mainichi-20180618k0000e050224000c

ドイツがW杯初戦で敗れるのは実に36年ぶりのことと言いますから、ドイツチームにとってはショックなことです。
一方のブラジルもスイスの好守に合い、1-1のドローで終わりました。
ブラジルのネイマール選手は徹底マークにあいなかなか仕事をさせてもらえませんでした。
AS20180618000511_commL

スペインは初戦ポルトガルということで決勝戦と言ってもおかしくない組み合わせでした。3-3のドローはやむなしといったところです。
m_footballchannel-274880
ポルトガルのロナウド選手は最年長ハットトリックを達成しました。スペイン相手ですから価値がある記録です。
また、アルゼンチンも初出場アイスランドが善戦しドローとなりました。アイスランド国内でのこの試合の視聴率がなんと99.6%だったそうです。国民のサッカーに対する情熱が並大抵ではないことをうかがわせます。
優勝予想トップ5の中で順当に勝ち点3を取ったのは唯一フランスだけというここまでの結果です。

しかしどの試合もさすがにトップチームだけあって見ごたえがあります。
素晴らしいプレーの連続は全世界のファンの目をくぎ付けにします。

さて日本は初戦コロンビアとの対戦です。
コロンビアのキーマン、ハメス・ロドリゲスにどれだけ仕事をさせないかがポイントとなります。ポイントゲッターとしてもアシストとしても、とにかくボールを持った時には危険な選手です。
ハメス選手はベンチスタートでした。
開始から4分、コロンビアの選手がペナルティエリア内でハンドの反則を犯しペナルティキックのチャンスを得ます。香川選手が落ち着いて決め先に1点 リードしました。なおかつ1発退場となりコロンビアは10人で戦うことになったのです。1人少ないコロンビアですが、見ていてそんな風には感じません。それが実力の差なのだと思います。案の定前半で同点に追いつかれてしまいました。
しかし後半に入ると、日本チームもゆっくりとパスを回しながら相手を焦らす作戦に切り替え、日本のペースにしていきます。日本は本田選手が入り、コロンビアはハメス選手が入りいよいよ最後の勝負となります。しかし、意外にもハメス選手が入ったことでコロンビアの動きが悪くなってしまったのです。
コロンビアはなかなかマイボールにできず焦りのようなものを感じてきた後半の28分、本田選手のコーナーキックを大迫選手がヘディングで押し込み、値千金の見事なゴールが決勝点となりました。
そのまま、危なげなく守りなんとコロンビアから勝ち点3を得るという想像していなかった結果となりました。
19139259-DB27-4215-A3FD-C197C8404D79

本当に勝負はやって見ないとわかりません。
もちろん相手が10人になったことが大きな要因ですが、こういうことも実際に起こるわけです。
194A2965-F36B-4A12-A856-8B1FBBD0F749

ちょっと気が早いかもしれませんが、これで グループリーグ突破の可能性が出てきました。
勝ち点1も危ういのではないかという僕の予想は初戦で外れてしまいましたが、それはそれで良かったです。
「マイアミの奇跡 」と言われるブラジル戦で勝利を挙げた西野監督は何か持っているんでしょうか。
後に「ロシアの奇跡」 と呼ばれるような結果を残してもらえれば、日本中が大フィーバーになります。
歴史的な勝利になったことは間違いありません。
E31E61C3-2DC5-4AA7-99FB-4263D0407F77

 

このページのトップヘ