舘祐司の気ままなブログ

2018年05月

昨年の6月に、新幹線が途中で停車してしまったニュースがあったことから、このブログを書きました。
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つい最近のことですが、その1年前に書いたブログにアクセスが急激に増えていたのでどうしたのかと思ったら、やはり5月24日午後8時25分ごろ東海道新幹線の米原駅付近において信号トラブルによって列車がストップするというトラブルが発生していたようです。

あまり大きく報道されていなかったので、よくわかりませんでしたが、おそらく新幹線の中で閉じ込められた格好になった乗客の一部の方がスマートホンで「新幹線」「緊急停車」「車中泊」などのようなワードで検索し、前述のブログがヒットしたのだろうと思います。

僕の車中泊の経験は2000年9月に起こった「東海豪雨」の影響でした。
東京を夕方6時過ぎに出発して名古屋駅に到着したのは、翌日の午後2時過ぎだったと記憶しています。
なかなか出会うことの無い経験でした。もちろん二度と会いたくないですけどね。


はじめのうちは、少しくらい遅れても仕方ないや、と楽観的でいられるのですが、時間が経つに連れ考えが変わってきます。実際にこの状況下に置かれると、いろんな不安が次々にこみあげてきます。

経験した者から言うと、備えがあると多少不安を払しょくできます。
少しだけ先を想像できると良いです。
まず大切なものは水です。それに食糧の確保、あとほしいものは情報です。今はスマホでいくらでも情報をとることができますが、2000年の頃はそういうものがないため、今どんな状況になっているのか全く分からないため、不安が助長されてしまいます。その点、JRさんにはもっと詳しい情報をこまめに出してほしかったです。そして水と食料の手当てをしていただくともっと良かったです。

トイレが途中から使用できなくなったのは、予想外でした。すべてのトイレではなかったことが幸いでしたが、そうなる可能性も0ではありません。

そして夜を明かすということは睡眠をとることになります。
その時の乗車率で環境がずいぶんと変わります。僕の場合は比較的すいていたため、3人掛けのシートで横になって寝ることができました。これは不幸中の幸いでした。

基本的に新幹線がストップするという前提ではないので、備えと言っても実際には難しいと思いますが、万が一の場合そういう事もあるということですね。



先日、松山から名古屋に帰る時、「IBEX」の飛行機に乗りました。

普段あまり飛行機に乗る機会が少ないため、この航空会社はほとんどなじみがありません。

乗った席が一番後列の通路側、20Bという席でした。
この席はすぐ横にキャビンアテンダントの方が腰かけられ、すごく近い距離になります。お隣の席の方よりも近いくらいです。

実は、予約していた便の一つ前の便に振り替えたのですが、残り1席でしたので、この席を最後まであけてあるようです。

離陸して少し落ち着いた後、CAの方に話しかけました。「この席が最後の席なんですね」「そうなんです。すごく近いので落ち着かないかもしれません。またリクライニングができないため少し窮屈になるかもしれません」と言われました。
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まず気になっていた「IBEX」という会社のことを尋ねました。
「JDL」という会社が親会社のようです。「JDL」は会計ソフトの企業でその会社が航空会社を運営すとはなかなか珍しいように思います。2002年から就航しているそうですが、全く知りませんでした。
「IBEX」は主に地方都市を結んで飛んでいる会社のようです。
それから、LCCなど航空運賃の話とか、仕事の話などいろいろ話をしました。
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セントレアに近づいて、トイレの使用ができなくなったタイミングである乗客から「子供がトイレに行きたいと言っているのですが」とCAさんに声掛けがありました。操縦室に確認を取り「OKが出ましたのでどうぞ」と子供をトイレに案内し、一緒に入りお世話をしていました。その子は5歳くらいだったでしょうか。
「CAの仕事って大変ですね」というと「ええまあそうですが」「でもそれだけにやりがいがありますよね」と言うと力強く「そうなんです」ときっぱり答えてくれました。
ああ、この人は自分の仕事にとても誇りを持っているんだなと感じました。

あっという間にセントレアに到着しました。
席を立つと「ありがとうございました」と声をかけてくれました。
「こちらこそ、ありがとう。仕事の邪魔をして申し訳なかったです。また機会があればIBEXに乗りますよ」と言って降りました。
とても気さくでチャーミングな女性でした。

最後の窮屈な席がもたらした、小さなハッピーでした。
「残り物には福がある」なんて言いますよね。

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ギルバート・オサリバンはアイルランド出身のシンガーソングライターです。
1970年にデビューし、最初のアルバム「ヒムセルフ」で一躍スターダムにのし上がります。
1972年にシングル「アローン・アゲイン」が世界中で大ヒットします。

洋楽に少しでも興味があるなら、この曲を知らない方はいないのではないかというほど、有名で大ヒットしました。

朴訥な感じで歌うギルバート、どこか少しのんびりとした田舎のような雰囲気が漂います。
1946年生まれと言いますから、今年で71歳今でも現役で活動しているそうです。
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特に日本での人気が根強く、影響を受けたミュージシャンは数知れないといいます。
彼自身も日本びいきのところがあり、テレビドラマやCM、映画などに楽曲が使用されることが多いです。

それでは「アローン・アゲイン」をどうぞ。

プロ野球の広島カープは今や人気実力ともにセリーグのトップ球団となりました。
カープ女子が有名ですが、グッズの充実もトップクラスなんだそうです。

以前広島に訪れた時に、グッズショップに立ち寄ったことがあります。

さて今回はラジオで紹介されていた「カープドリル」 というものを紹介します。
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これは何かと言えば、いわゆる計算ドリルで教材といってもいいかもしれません。 

正式には
「カープ計算℃℃℃(ドドドォー!!!)ドリル」という商品名です。1冊1000円でアマゾンでも購入できます。

秀逸なのはこの中身です。
計算ドリルなので、数式があるのですが、例えば「野村祐輔投手の背番号ー3 =?」のように選手の背番号を知っていなくては解けないようになっています。答えは19ー3で16です。

難易度が上がると「一岡選手+堂林選手=?」 を選手名で答えなさい。というように難しくなります。
答えは 30+7=37で野間選手ということになります。
ちなみに僕は広島ファンではないので、当然知りません。調べて書きました。

これは面白いですね。カープファンなら知ってて当たり前、もし知らなかったら、お前本当にファンか?などと疑われてしまいます。

最初にこのドリルを発売したのはロッテマリーンズなんだそうです。なんでも地元の小学校に無償配布されたということです。将来のファンを発掘育成するために企業努力されていますね。

名古屋のラジオ局だったので、これは是非中日ドラゴンズも真似た方がいいのでは?ということでした。

遊びながら勉強するという面白い手法です。
計算力を養うというより、どれだけカープを愛しているか、を計るグッズと言ってもいいかもしれません。選手の背番号を記憶していないと正解が導けませんから。 

考案された方には拍手を送りたいです。

 

学生の記者会見の翌日、今度は監督と名前が挙がったコーチの2名で記者会見が行われた。
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問題の悪質な反則プレイの指示については両者ともきっぱりと否定された。
学生の主張とは食い違う内容であった。

この場合、どう考えても学生の方が真実味がある。片や非常に具体性があり、片やつい昨日のことも記憶があいまいだというようにとても浮ついた印象を受けるからだ。
それに学生がこのことについて嘘をつく必要があるかという点もある、何も得るものはないように思う。

監督はルールに基づいてプレイすることをいつも教えてきたという。
では、反則を犯して退場になりベンチに戻ってきた選手に対してどんな態度をとったのか。通常なら「なんというプレイをするのだ」と叱らなければならないところだが、むしろ労うように迎えている。
そして不思議なことに、反則プレイは見ていなかったらしい、見たのは試合から3日後だったという、もしそうならば、試合後のミーティングで、「俺の指示でやったと言え」「責任は監督の俺がとる」この言葉は見てもいないプレイに対して言っていることになる。大学のトップレベルのチームでそんなおかしなことがあるとは到底思えない。

この会見は大学の広報部の方が司会を担当しておられたが、記者からの質問がまだ続く中で、なぜか一方的に打ち切ろうとした。そこで記者陣と押し問答になる、ある記者から「日大のブランドが落ちてしまうかもしれませんよ」と言われ「落ちません、余計なこと言わずに」と答えた。

日大の教育者である立場の監督・コーチの謝罪会見であるにもかかわらず、その司会者がいら立ってどうするのか、真に謝罪する気持ちがあるのか疑わしくなる。学生を守らずに自分らの立場を守ろうとしているのがありありだ。
一体この大学では、どんな教育がなされているのだろうと不安になるようなやりとりだった。

この一連の騒動を見て、この大学に入りたいと思う学生がどれくらいいるのだろうか。
来年の4月が見ものである。
このニュースは、日本国内のみならず、世界の国々でもニュースとして扱われているという。
世界中に恥をさらしている格好となっているのだ。

腹立たしいし、情けないし、恥ずかしい。

この会見を見て、まるで国会での官僚の受け答えを見ているようだとおっしゃった方がいた。
「相手のQBを潰してこい」と言ったことは事実だと認めながら、「けがをさせろとは言っていない」選手が勝手に勘違いしたと言わんばかりの答弁にあきれるというか、本当に教育者なのか疑いたくなる。解釈が違うとか、監督やコーチの意図と乖離しているとか、チーム内でそんな意思疎通の無いようでよく試合ができるな、というのが印象だ。

どうやら24日朝の情報では、試合直後に監督にインタビューした音声記録があるらしい、これでどちらの言葉が真実なのか明らかになり早く収束してもらいたいと思う。
なぜなら長引けば長引くほど学生たちが疲弊するからだ。

関東学生リーグの日大以外のチームから試合ができない日大の学生に対し、一時移籍など特別な対応を施して助けようという動きも出てきているらしい。

そんな温情が出ている一方で、元監督は緊急入院したそうだ。
何かまるで問題を起こした国会議員が取る常套手段のようで、とても見苦しく思う。


気の毒なのはアメフト部の学生らだ。何の罪もないのに試合ができず、宙ぶらりんな状態だ。
なんとか救済する措置はないものだろうか。毎日悶々と日々を過ごしている事だろう。
 
もう日大のプライドもすでに地に落ちてしまっている。
今のままでは、自らの保身しか感じられないし、風当たりはますます強くなるばかりだ。
理事長のコメントも聞こえてこないが、こうなると知らぬ存ぜぬでは通らないだろう。

早く真実を明らかにし、心底謝罪しなければ一つも前に進まない気がする。


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